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動画を見ているときに、再生が止まったりブツ切りで再生されるとイライラしますよね。
また、動画の見すぎで通信制限にかからないか心配になってしまう方も多いのではないでしょうか。
これではせっかく面白い動画を見ているのに、楽しさが半減してしまいます。

そこでインターネットで動画を見るのに最適なプロバイダの失敗しない選び方について紹介します。



動画が止まった時の対策方法

動画が止まってしまう原因はいくつか考えられます。

・他のアプリを立ち上げすぎてる
・アプリが古い
・通信状況がよくない
などなど

まず疑うべきはスマホやパソコンで、同時に複数のアプリを立ち上げていないかという点です。
スマホならタスクキル、パソコンの場合は不要なアプリを閉じたり、デスクトップにアプリを置きすぎないようにしましょう。

また、動画再生アプリやブラウザのバージョンが古いと不具合が発生します。
これも最新版になっているかチェックして、古いままの場合には最新版にアップデートしましょう。

ここまではスマホやパソコン本体で解決できる問題でしたが、通信に問題がある場合には自力で解決することは難しいでしょう。
あまりにも通信が遅い場合、別の回線を利用したほうがいいかもしれません。

動画再生の仕組み

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動画を見るためには動画サイトに行きますよね。
動画サイトと言ってもさまざまなサイトがあります。

最も有名な動画共有サイトといえばYouTubeでしょうか。
ほかにもニコニコ動画やDailymotion、FC2、Veohなど、たくさんあります。
また、dTVやHulu、Amazon Prime Video、Netflixといった、有料の動画配信サービス(VOD)も人気が増しています。

これらインターネットにある動画の配信方法は2通りあります。
それがプログレッシブダウンロード方式とストリーミング方式です。
これは動画配信のプラットフォームによるので、視聴者側が受信方法を選ぶことはできません。


プログレッシブダウンロード方式
動画データをスマートフォンやパソコンにダウンロードしながら再生しているのが「プログレッシブダウンロード方式」です。
プログレッシブダウンロード方式では、通信状態が悪いとダウンロードが止まり、途中で映像が固まってしまいます。
しかし、通信状態が良くなってダウンロードが再開されると途中の止まっていた箇所から再生が始まります。

代表的な動画サイトはYouTubeやニコニコ動画などです。


ストリーミング方式
ストリーミング方式では、動画データが転送されてきます。
つまり、動画データはスマートフォンやパソコンにダウンロード=保存されることはなく、受信した動画データがそのまま再生されます。
ストリーミング方式の場合、通信状態が悪いと途中で止まってしまいますが、通信状態が回復しても止まった箇所から再生されません。
イメージ的にはテレビの生放送といった感じです。

代表的な動画サイトはツイキャスやHulu、AbemaTVなどです。

この2つの配信方法の違いをもう少しわかりやすく説明します。
例えば、DVDとテレビ放送のちがいを考えてみてください。
DVDはすでに動画データが1枚のディスクに収まってあなたの手元にあるので、どのタイミングからでも再生することができます。
一方で、テレビを見ているときに途中で席を外した場合、戻って来ても見逃したところから再生することはできませんよね。
なぜならあなたの手元にテレビのデータはありませんし、テレビはずっと映像データを受信して垂れ流しているだけなので、自由に再生時間をいじることはできません。

DVDのように手元にデータがあるのがプログレッシブダウンロード方式テレビのように垂れ流すのがストリーミング方式です。

回線速度の速いものを選ぶ

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基本的に、動画を快適に視聴するには1~5Mbpsもあれば十分です。
YouTubeでいうと、通常画質が1Mbps、高画質になると5Mbpsといったくらいです。

例えば、有名なポケットWiFiのWiMAX2+なら、通信速度制限中でも1Mbpsなので、通常画質ならYouTubeの動画くらい問題なく見られます。
ただし、実測値では1Mbpsを切る可能性もあるので、安定して見ることは難しいかもしれません。

光回線なら通信制限もなく、安定しているのでおすすめです。
安さで見ればADSLですが、時代遅れとなりつつあるので光回線にしましょう!

ADSLは従来の電話回線を利用してインターネットを接続しています。
月額料金は光回線よりも安いというメリットはありますが、光回線とは比較できないほど通信速度は遅くなります。
ADSLの通信速度は、おおむね下り最大速度50Mbpsほど。

一方、光回線はADSLと比較すると料金は高くなりますが、回線速度はおおむね1Gbpsになります。
単純計算しても、光回線の方がADSLよりも20倍は速いことになります。
快適に動画を見たいのなら、光回線がおすすめです。

光回線の中でも断トツに速いといわれるのがNURO光です。
下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsの速度でインターネット通信を行うことができます。ただし、最大通信速度は理論上の数値で実際に出る速度ではないので、どれくらいの速度が出るかは利用環境や回線混雑状況により低下する場合があります。

NURO以外の光回線でも1Gbpsは出るので、NURO以外の光回線でもまったく問題ありません。

WiMAX2+に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB WiMAX2+】:https://gmobb.jp/wimax/

新規でドコモ光に契約したい場合は、GMOとくとくBBの公式ページから申し込めます。
【GMOとくとくBB ドコモ光】:https://gmobb.jp/service/docomohikari/

動画をたくさん見る人向け

自宅にいるときに動画をたくさん見るという人は、光回線がおすすめです。
光回線は通信速度が速く、定額制で通信制限がありません。
ネットが使い放題なので、1日中動画を見ていても快適にネットが利用できます。

また、WiFiルーターを利用すればスマホの通信費も節約できます。
自宅にいるときはWiFiにつなげられるからですね。
ただし、あまり家にいなかったり、パソコンがないという場合には光回線は不要かもしれません。

外出先でも動画を見たい

通勤通学等の移動中や、外出先でも動画を見たいという場合、スマホの回線でダウンロードするのはかなりリスキーです。
動画自体かなり大容量なので、WiFi環境下以外で行うと最悪1発で通信制限にかかってしまうこともあります。

そこで、持ち運べるポケットWiFiがおすすめです!
名前の通り、ポケットに入れて持ち運べるほどコンパクトなWiFiルーターです。
ポケットWiFiには使い放題プランがあるので、これなら外でも安全に動画のダウンロードができます。
もちろん家でも利用でき、月額料金も安めなので、学生さんや節約したい人にもおすすめです。

まとめ 心から安心して、動画を楽しむために

動画を快適に楽しむために、スマホやパソコンで余計なアプリは立ち上げないようにしましょう。
再生アプリやブラウザも最新版にアップデートしてくださいね。

通信に問題がありそうなときには乗り換えるのも一つの手といえるでしょう。