公共WiFitop

コンビニやファミレス、喫茶店など、近年は公衆Wi-Fiが利用できるスポットが増えてきましたね。

公衆Wi-Fiを利用すれば外出先でも通信量を抑えることができるからよく使っているという人も多いのではないでしょうか。

しかし同時に、メディアやネットでは

  • 「公衆Wi-Fiは危険だ!」
  • 「公衆Wi-Fiを使うと内容が盗聴される」

といったように、公衆Wi-Fiに対して強く警戒する意見も多く見られます。
実際のところ公衆Wi-Fiというのはそれほど危険なものなのでしょうか?

そこで今回は、公衆Wi-Fiの危険性とは何なのか、公衆Wi-Fiを利用する際はどのような対策を講じればいいのか、などについて紹介していきたいと思います。

生活スタイルが変わるこの季節、公衆Wi-Fiを活用したいと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。



増え続ける公衆Wi-Fi でも普及しない現状

先に述べたように、近年は喫茶店やコンビニ、空港、野球場や全国の競馬場など、あらゆる場所でWi-Fiが利用できるようになりました。

特にキャリアの回線を使い過ぎて通信制限がかかっている人や、外出先でネットを使って仕事をしたいノマドワーカー達にとって、無料で自由に利用できるWi-Fiがあるというのは大変助かりますよね。

また、Wi-Fiは観光地や名物について調べることの多い観光地でも大いに活躍します。特に日本へ来た海外観光客にとっても非常に便利なものです。

総務省では、訪日外国人の増加・それに伴う利用者の急増に対応するためにWi-Fiフリースポットの整備を推し進めています。
ですが、「訪日外国人観光客が困ること」の1位に【公衆Wi-Fiに接続できない】が上がっており、まだまだ普及していないというのが現状です。

※参考元:「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」結果(平成28年1月12日(火))
http://www.mlit.go.jp/common/001115689.pdf

その理由として、日本のWi-Fiの多くは事前に登録や契約が必要な場合がほとんどであるからという点が挙げられているようですね。

また、普及が進んでいくと同時に、メディアやネットで「フリーWi-Fiは危険!!」という論調が飛び交い、良いイメージを持たない人が多いというのも普及しづらい原因となっているかもしれません。

実際のところ、街中で提供されているWi-Fiというのは本当に危険なものなのでしょうか?

公衆Wi-Fiの安全性について

公衆Wi-Fiと野良Wi-Fiの違い

そもそも、街中で無料で利用できるWi-Fiには種類があり、大きく2種類に分けられます。

それが「公衆Wi-Fi」「野良Wi-Fi」です。

公衆Wi-Fi

公衆Wi-Fi(または公衆無線LAN)は、喫茶店や空港、ホテルなど、多くの人が利用できるように用意されているWi-Fiです。

ほとんどの場合、無料で利用することができますが、SSIDパスワードが設定されていて施設側がユーザーに教えて設定することで利用することができます。

野良Wi-Fi

街中を歩いていると、スマホに「利用可能なネットワーク」といって、見覚えのないWi-Fiのアクセスポイントがいくつか表示されることがありませんか?

こういった身元不明のアクセスポイント、つまりどこの誰が提供しているか分からない、まさに野良犬や野良猫のようなWi-Fiのことを野良Wi-Fiと言います。

とはいえ、そのほとんどが近くの店舗で提供している公衆Wi-Fiや個人で持ち歩いているポケットWi-Fiなどで、きちんと提供元や所持者が分かるものばかりです。

そういった場合は公衆Wi-Fiと同様に、SSIDやパスワードが設定されて安易に接続できないようになっているので、悪意のある野良Wi-Fiとは言えないでしょう。
たとえ、知らないネットワークが表示されたとしても、そのWi-Fiに接続さえしなければ何の問題もありません。

ただし、パスワードなどのセキュリティもかけられておらず、施設で提供しているWi-Fi以外で誰でも簡単に接続できるようになっている野良Wi-Fiは、悪意を持って提供している野良Wi-Fiの可能性が高いので要注意です。

安易に接続すると、いきなりウイルスファイルをダウンロードされたり、個人情報のデータを抜き取られるという被害に遭ってしまうことも。

悪意がある・ないに関わらず、誰が提供しているか分からない怪しいアクセスポイントには絶対にアクセスしてはいけません。

無料Wi-Fiを利用中に少しでも「おかしいな」と思うことがあれば、すぐにキャンセルしてWi-Fi接続を即座に切断しましょう。

公衆Wi-Fi=100%安心というわけではない!

では、公衆Wi-Fiであれば完全に安全であるかと言われたら、残念ながら100%安全であるとも言い切れません。

というのも、専門知識が豊富で技術のある人であれば、たとえ暗号化された公衆Wi-Fiであっても比較的簡単に情報を盗み見ることは可能だそうです。

特にこのような知識豊富な攻撃者は、スマホなどの端末から公衆Wi-Fiスポットへと転送中のデータを盗み見る「MITM攻撃」という攻撃を加えてくる可能性があります。

MITMとは「Man in the middle attack」の略で「中間者攻撃」とも呼ばれます。

2者の間でやりとりしている通信に第3者である攻撃者が割り込んで、通信内容の盗聴や改ざんを行うといったものです。

つまり、悪意を持つ第3者が待ち構えているかもしれない公衆Wi-Fiを使って、ネットバンキングや口座振替などを操作したりログインIDやパスワードなどの個人情報を送信すると、MITM攻撃によって全般的に奪われる恐れがあるということです。

もちろん、公衆Wi-Fiを利用すると必ずMITM攻撃に遭うというわけではありませんが、そういったリスクを考えると公衆Wi-Fiの利用は最低限にとどめておいたほうがいいのかもしれませんね。

公衆Wi-Fiを安全に利用する方法!

公衆Wi-Fiも100%安全ではないことは分かりますが、せっかくなら有効に活用したいものですよね。より安全に利用する手段はないのでしょうか?

公衆Wi-Fiを利用する際は、以下のような事に気を付ければ安全に利用することができます。

セキュリティ保護(暗号化)されているかどうかチェックする

まず、接続しようとしているWi-Fiにセキュリティ保護がされているかどうかをチェックする癖をつけましょう。

Wi-Fi接続アイコンに南京錠のような「鍵」マークがついていたり、「セキュリティ保護あり」と表記されているWi-Fiは、電波がきちんと暗号化されて保護されています。
逆に、この鍵マークがついておらずオープン状態になっているWi-Fiは、パスワードを入力する必要がなく誰でも接続できる反面、情報を盗み取られてしまうリスクが高いWi-Fiといえるでしょう。

基本的に、公衆Wi-Fiを利用する際は、このセキュリティ保護がされているものを選ぶようにしましょう。

SSLを利用したhttps通信を利用する

また、SSLを利用したhttps通信なら安全に利用できます。

銀行やSNSのサイトでは、URLが「https://~」から始まっていて、ブラウザには鍵マークがついています。

このように、セキュリティに配慮したインターネットサービスでは、https通信を利用してクレジットカード番号や個人情報が盗まれないように対策していることは当たり前となっています。

さらにSSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。

暗号化されていない公衆Wi-Fiを利用していても、SSLを利用したhttps通信なら盗聴されても内容を見られる可能性は低くなります。
(100%安全が保障されるわけではありませんが、高確率で安全です)

公共Wi-Fi記事中1
(参考元:SSL/TLS総合解説サイト https://www.sslcerts.jp/

パーソナルVPNを利用する

パーソナルVPNを利用するという手段もあります。

VPN(Virtual Private Network)は「仮想ネットワークサービス」と訳されますが、通信内容をすべて暗号化できる仕組みのようなものです。

VPNは主にhttpsが利用できないサイトを利用する場合に役に立ちます

個人向けのVPNサービスを利用すれば、公衆Wi-Fiを利用していても、通信を高度に暗号化できることが特徴です。

Wi-Fiの自動接続設定をOFFにする

また、Wi-Fiへの自動接続設定をOFFにしておくことも有効です。

自動接続設定は、一度接続したことのあるWi-Fiであれば自動的に接続してくれる大変便利な機能ですが、実際の識別はWi-FiのSSIDとパスワードのみで行われています。

もし、悪意を持った人が安全な公衆Wi-Fiと同一のSSIDとパスワードを設定してしまうと、ニセの接続先を作ることができるうえに勝手に接続されてしまい、知らないうちに情報が漏れたり盗聴され放題になってしまいます。

そういったリスクを避けるために、外出先ではこの自動接続設定をOFFにしておくとよいでしょう。

公衆Wi-Fiを使わない

根本的な解決策になってしまいますが、公衆Wi-Fiを一切使わないという選択肢もあります。

基本的にキャリア回線は、外部からの攻撃に対策しているうえに回線の暗号化も最新の技術が使われています。

キャリア回線には通信制限があるというデメリットがありますが、外出先でキャリア回線しか使わないというのは最も安全な方法といえるでしょう。

あるいはスマホのテザリング機能(インターネット接続共有機能)を利用してインターネットに接続する手段もあります。

こちらもキャリア回線を使うので安心ですが、スマホ以上に通信量を使用するのですぐに通信制限にかかってしまうので、頻繁に利用するのは避けたいですね。

ポケットWi-Fiなら安全にネットを楽しむことができる!

「出先でもWi-Fi使いたいけど、設定とかセキュリティとかいちいち気にするのはメンドイ…」

そう思ってしまう方も多いでしょう。そんな方にはぜひ「ポケットWi-Fi」をお勧めしたいと思います。

ポケットWi-Fiなら、使い放題プランで契約すれば月の通信上限はないうえに、外部からの攻撃はキャリア側で対策され、回線の暗号化も最新の技術が使われているので安心して利用することができます。

購入後に自分で接続設定のSSIDとパスワードを設定し直すことと、接続できる端末を制限しておけば、より安全性が高まります。

使用するには契約するしかなく、無料で利用できないことがデメリットとも言えますが、怪しい野良Wi-Fiに接続してキャリア回線で通信制限にかかってデータ容量を購入し続けるよりも、通信制限のかからない自分専用の回線を持てるという点は、ポケットWi-Fi最大のメリットといえるのではないでしょうか。

おすすめのポケットWi-Fiは、UQ WiMAXが展開しているWX06という端末です。

さらに言うと、ポケットWi-Fiのプロバイダとして「とくとくBB WiMAX」から契約すると高額のキャッシュバックも受け取ることができるので、月額の負担額を引き下げることができますよ。

2021年4月のGMOとくとくBBのWiMAX2+キャッシュバック金額は33,200円です。

GMOとくとくBBは、申し込みを開始するページでキャッシュバック金額が異なることがありますので、必ず以下の公式ページから申し込むようにしましょう。

【GMOとくとくBB WiMAX2+ 公式ページ】:https://gmobb.jp/wimax/

とくとくBB WiMAX以外にもプロバイダは存在しますので、検討してみたいなという方は
良いモバイルWi-Fiを見つける為の、比較するべき7つのポイント」の記事もぜひ参考にしてみてください。

まとめ:公衆Wi-Fi利用時に気を付けるべき点

今回は、公衆Wi-Fiのセキュリティについてご紹介しました。

もちろん、きちんとセキュリティ保護されている公衆Wi-Fiであれば安全度は高まりますが、第3者に悪用される危険性は完全に拭えません。

公衆Wi-Fiを利用する際は、以下のことに気を付けましょう。

  • 接続先は毎回確認し、提供元不明のWi-Fiには絶対接続しない
  • セキュリティ保護されているWi-Fiを利用する
  • https通信を利用する
  • パーソナルVPNを利用する

公衆Wi-Fiというサービス自体が悪さをするわけではありませんが、公衆Wi-Fiを悪用した人もいるということは自覚しておかなければいけません。
特に、公衆Wi-Fiを利用してして個人情報を送信することは極力控えたほうがいいでしょう。

外出先で場所を問わず頻繁にネットを利用するという人であれば、公衆Wi-Fiを探し回るよりポケットWi-Fi導入を検討したほうがいいかもしれませんね。

賢く使えば暮らしの強い味方になってくれる公衆Wi-Fi。
しっかりと対策を講じて、安心・安全に利用しましょう。