こちらの記事では、ポケットwifiのメリットとデメリットについて、初心者の方向けにわかりやすく解説しています。

「ポケットwifi」は、持っているだけでいつでもどこでもwifiが使えるようになるという、今の時代にはなくてはならないくらいの便利な商品です。
きっと、契約してみようか、と考えている方も多いはずです。

ですが、実際に申し込んで契約をする前に、ポケットwifiのメリットとデメリットを知っておくことが大切。
利点ばかりではないので、契約してから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、デメリットについても知っておきましょう。


ポケットwifiのメリット

持ち運べるから外でも使える

ポケットwifiはスマホくらいのサイズの端末を持っているだけで、外でもwifiを使えるようになります。
ノートパソコンと一緒に持ち歩けば、wifi環境がないカフェや飲食店、公園などでもwifiを使ってインターネットをすることができます。
もちろん、パソコンだけでなく、スマホでもwifiに接続できるようになるので、外出先から高画質の動画を見ても、スマホのデータ通信量を使いすぎてしまう心配がありません。

端末のサイズはとても小さいので、持ち運ぶときに大変な思いをすることはありません。
最近は、外でも無料wifiが使えるところも多いですが、公共のwifiだと通信内容を盗み見られたりと安全性に問題があることも。

その点、ポケットwifiは外でも安全にインターネットができるようになるので、外出先でインターネットをよく使うという方にとっては、とても便利に使えるものです。
外でwifiが使えるという点は、ポケットwifiの最大のメリットでしょう。

工事の必要がなく、すぐに使える

ポケットwifiを使い始めるときには、インターネット開通工事などをする必要がないので、端末が手元に届けばすぐにインターネットを使い始めることができます。

固定回線の開通工事までの期間は時期によって差がありますが、平均的に1ヶ月ほどの期間を待たなければいけなくなります。
つまり、申し込んでも約1ヶ月は、インターネットが使えないままということです。

その点、ポケットwifiは端末が手元にあれば、簡単な設定をするだけですぐに使えるようになるので、「今すぐにインターネットが使いたい!」という方にとっては大きなメリットとなります。
SIMカードを挿し込んで設定をして、インターネットが使えるようになるまでの時間は、平均的に1~5分程度です。

端末が自宅に届くまでの期間は、プロバイダーによって違いますが、即日発送をしてくれるプロバイダーであれば翌日には届く可能性も高いでしょう。

スマホ代が節約できる

ポケットwifiをいつも持ち歩くようにすれば、スマホ代を大幅に節約することができます。
常にスマホでwifiが使えるような状態になっているので、スマホのデータ通信量を使わずに済むようになるからです。

スマホで動画やゲームなどの大容量コンテンツを使っている方は、大容量のデータ用プランに加入していると思います。
ですが、スマホの大容量データ用のプランはかなり高額です。データ用のプランだけで6,000円程度の料金が発生している方も少なくないはずです。

その点、ポケットwifiであれば、データ容量が無制限のプランでも4,000円代で利用できます。
つまり、ポケットwifiを持っていれば、スマホでインターネットが使い放題になる上に、スマホのデータ用プランを安いものに変更することができるということです。

同時に複数台接続できる

ポケットwifiには、スマホやタブレット、パソコンなど、複数の機器を同時に接続することができます。
ポケットwifiが1台あるだけで、家族全員のスマホをwifiに接続したり、スマホとノートパソコンで同時にwifiを使用したり、といったことができるようになるのです。

また、ポケットwifiには、wifiの他に、Bluetooth、USBの2つのテザリング方法が用意されているので、電力を抑えながらテザリングをすることも可能になります。
wifiを含めた3つのテザリングの特徴は次のとおりです。

 

  接続台数 通信の安定性 通信速度 バッテリー
wifi 最大10台 消費が多い
Bluetooth 最大3台 消費が少ない
USB 最大1台 充電しながら使用可能

wifi以外のテザリング方法は端末によって使えない場合もありますが、Bluetoothで接続すれば、バッテリーの消費を抑えながら複数の機器に接続することもできるようになります。

ポケットwifiのデメリット

無制限でも速度制限がある

ポケットwifiの中には「データ通信無制限!」と宣伝されているものもありますが、無制限とは言っても、完全に速度制限をされないということではありません。
データ容量が制限されていなくても、短期間でたくさんのインターネット通信をした場合、しばらくの間だけ速度が制限されてしまいます。

データ容量無制限のプランが選べるポケットwifiには、WiMAXやauがあります。WiMAXとauの場合は、3日間で合計10GB以上のデータ通信をすると、3日間の合計が10GB以下になるまで速度制限がかけられます。
ですが、WiMAXとauの無制限プランの速度制限は、インターネットが少し遅く感じられる程度の制限です。
そして、WiMAXとauの速度制限は、3日間の合計が10GB以下になった翌日には解除されるので、スマホのように、翌月まで待たなければならないということもありません。

スマホの速度制限と比較すれば小さなデメリットですが、インターネット接続の遅さにイライラしてしまう可能性があることも確かでしょう。

通信が不安定

ポケットwifiは、光回線などの自宅の固定回線と比べると通信が不安定です。
ワイヤレスでの接続なので、使う環境によって繋がりにくくなることもありますし、通信速度が遅くなってしまうこともあります。
通信の不安定さはポケットwifiならではのデメリットです。

ポケットwifiの通信が不安定になる原因としては、他の電波からの干渉、障害物の有無などです。
例えば、wifiの電波は電子レンジの電波と同じ周波数を利用しているので、電子レンジを使っている間は電波の干渉を受けて、ポケットwifiが繋がりにくくなるという可能性もあります。

もちろん、ポケットwifiを使う環境によっては、特に問題なく安定した電波でwifiを使える可能性もあるでしょう。
ですが、使う場所によってはイライラしてしまうほど通信が遅くなることもあるので、注意が必要です。

屋内では電波が弱いことも

ポケットwifiは、コンクリートで覆われている屋内だと、電波が弱くなってしまうことがあります。
例えば、コンクリートでできたビルの中、地下街や地下道、トンネル内など、電波を遮る障害物がある場所に入ってしまうと使えなくなることもあるのです。

屋内での電波の届き方は、LTE回線とWiMAX回線とで違いがありますが、WiMAX回線の方が障害物には弱い傾向があります。
WiMAX回線も少しずつ地下に対応してきているようですが、完全にどこでも繋がるというレベルではありません。
電波が届きにくいところでポケットwifiを使いたいという方にとっては、全く使えないということにもなりかねないので、大きなデメリットになる可能性もあります。

LTE回線はWiMAX回線に比べて障害物に強いですが、スマホのLTE回線と同じ範囲でしか使うことができないので、スマホの電波が届かないところでは同じように使えなくなります。