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競馬場に無料で利用できる無線LANがあることはご存知ですか?
JRA(日本中央競馬会)が提供してくれている公共無線LANで、登録すれば誰でも自由に利用することができます。
一方で、不特定知多数の利用する公衆無線LANは危険だという声もあります。
そこで今回、競馬場で利用できる無線LANの危険性と、安全に利用するための対策方法についてご紹介していきます。


競馬場で無線LANが利用できると便利なこと

まったく競馬をした経験のない方からすると、競馬というと新聞を片手に馬を応援しているアナログなイメージがあるのではないでしょうか。
それも一つの楽しみ方ではありますが、実際にはインターネットを利用することでより深く、楽しく遊べるようになっています

例えば、『JRA-VANスマホアプリ』を利用すれば、出馬表画面から、JRAの公式データ閲覧、競馬予想、リアルタイムオッズ、調教動画やパドックの動画まで閲覧できます。

また、『パワフルIPAT』というアプリを利用すれば、オンラインで馬券が購入できるので、いちいち券売機まで行く必要もありません。

このように競馬場でも無線LANに接続することが可能になったことで、競馬をより楽しく、快適に楽しめるようになりました。

上記アプリについては競馬予想と競馬観戦におすすめなアプリ2選!【2017年版】にて詳しく紹介しています。

無線LANへの接続方法

JRAの競馬場やほとんどのウインズ(中央競馬場の場外馬券売り場)では、無料の無線LANがあるので、誰でも無料でインターネットに接続できます。

G1開催日など大きなイベントが開催されるときには、多くの人が一斉にインターネットにアクセスしようとするため、競馬場周辺の携帯電話基地局だけでは数が足りず、キャリア回線は非常に混雑して遅くなります

そこで!競馬場の提供している無料の無線LANを利用し回線の負荷を分散させることで、スムーズに馬券購入等を行えるようにすると混雑回避できるため便利です。

競馬場に行けば自動的に接続されるというものではないので、とりあへず無線LANへの接続方法についても解説していきます。

競馬場やウインズの無料Wi-Fiへ接続する方法

無線LANを利用するには、まず事前に「ゲストコード」と呼ばれる、パスワードのようなものを発行してもらう必要があります。

ゲストコードの発行は無料です。
メールアドレスであればなんでもいいので、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールでも問題ありません。
キャリアのメールアドレスを使用する場合、パソコンからのメールが届かない設定になっているとゲストコードが取得できない可能性があります。
必ず、設定から『@wi2.co.jp』からのメールを受信できるようにしておきましょう。

ゲストコードを取得するには『jracode@forguest.wi2.ne.jp』に空メールを送るだけで完了します。
あるいは下記のQRコードからも送れます。

qr
http://www.jra.go.jp/news/other/wifi.html

空メール送信後、送ったメールアドレス宛にゲストコードをお知らせするメールが届きます。
ゲストコードの取得は競馬開催日以外でもできるので、可能であれば競馬観戦の前日までにゲストコードを取得しておきましょう。
また、回線が混雑していなければ、当日にゲストコードを取得して無線LANに接続することもできます。

競馬場に着いたら、まず無線LANの電波を探しましょう。
SSIDの名前が『Wi2premium』となっているものを探して接続してください。

競馬場の無線LANに接続されたらブラウザを起動させましょう。
ブラウザを起動させると自動的にログイン画面が表示されるので、あらかじめ取得しておいたゲストコードを入力し、エンターボタンを押しましょう。

以上が、競馬所の無線LANへの接続方法です。


競馬場の無線LANは一度接続されると9時間は自動接続されるようになっているので、当日中であれば何度もログインする必要はありません。
ただし、ゲストコードは一回きりの使い捨てとなります。

次回競馬場に行くときには、また新しいゲストコードを取得する必要がありますのでご注意ください。

公衆無線LANの危険性

登録方法は分かりましたね。
しかし、競馬場の無線LANを利用する場合、一番心配な点はセキュリティではないでしょうか。
残念ながら、ゲストコードを利用して競馬場の無線LANを利用する場合、無線LANネットワークの通信は暗号化されていません。

暗号化されていない
http://www.jra.go.jp/news/other/wifi.html

通信が暗号化されていないということは、あなたの送信した情報の内容を盗み見られたり(盗聴)、勝手に改ざんされてしまう危険性があるということです!

対策として、ブラウザ上でアクセス先のサイトが暗号化されているSSL通信であることを確認しましょう

確認方法は非常に簡単です。
URLの欄に鍵マークがついて、「https://~」から始まっていれば、SSL通信を採用しているので、比較的セキュリティが高いと考えていいでしょう。

保護された通信
https://www.ipat.jra.go.jp/

例えばJRAのネット投票画面にアクセスすると、URL欄に上記のように表記されます。
JRAのネット投票画面でも、やはりセキュリティの高いSSL通信を採用しているようですね。

このようにセキュリティの確認できるサイトであれば、比較的安全に利用できるといえるでしょう。

最も安全かつ手頃な通信方法は?

危険!公衆Wi-Fiで盗聴被害に!?絶対NGな危険行為やセキュリティ対策とは』のほうで詳しくご紹介していますが、公衆無線LANには2通りあります。

競馬場やお店などが提供してくれている公共無線LANと、身元不明者が提供している野良無線LANです。

言わずもがな、野良無線LANは接続するだけでも大変危険ですが、公共無線LANならば安全かといわれれば、必ずしもそうではありません。

公共の無線LANであっても、電波の届く範囲であれば回線が暗号化されていても、比較的簡単に情報を盗聴することは可能だそうです。
とくに「MITM攻撃」といって、悪意を持った第3者が通信に割り込んで、通信内容を盗聴したり改ざんする恐れがあります。
オンラインで馬券購入する際に、IDやパスワードを盗まれると考えると非常に恐ろしいですよね?

そこで、安全な通信方法について考えてみましょう。

SSLを利用したhttps通信を利用する

おすすめ度:☆☆☆☆

  • メリット:セキュリティが高い
  • デメリット:利用できないサイトも多くある

SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。
暗号化されていない公衆無線LANを利用していても、SSLを利用したhttps通信なら盗聴されても内容を見られる可能性は低くなります。

残念ながら100%安全が保障されるわけではありませんが、高確率で安全といえるでしょう。

公共Wi-Fi記事中1
(参考元:SSL/TLS総合解説サイト https://www.sslcerts.jp/

パーソナルVPNを利用する

おすすめ度:☆☆☆☆

  • メリット:SSLを利用できないサイトでも利用できる
  • デメリット:自分で設定する必要がある

VPN(Virtual Private Network)は仮想ネットワークサービスと訳されますが、通信内容をすべて暗号化できる仕組みのようなものです。
これはhttpsが利用できないサイトを利用する場合に役に立ちます。

個人向けのVPNサービスを利用すれば、公衆無線LANを利用していても、通信を高度に暗号化できることが特徴です。

Wi-Fiへの自動接続設定をOFFにする

おすすめ度:☆☆☆

  • メリット:自分が信頼している無線LANへ選択的に接続できる
  • デメリット:SSIDとパスワードが同一であるニセの無線LANを見抜く方法はない

一度接続したことのある無線LANへ自動的に接続してくれる機能は大変便利ですが、実際の識別はWi-FiのSSIDとパスワードのみで行われています。
もし、安全な公共無線LANと同一のSSIDとパスワードを設定することができれば、ニセの接続先を作ることができるうえに、勝手に接続されてしまうので情報も盗聴され放題になってしまいます。

キャリア回線のみ利用する

おすすめ度:☆☆☆☆

  • メリット:安全性が高い
  • デメリット:通信制限にかかる
          大きなイベントでは回線が混雑する

キャリア回線は外部からの攻撃に対策しているうえに、回線の暗号化も最新の技術が使われているので安全性は高いといえます。
しかしキャリア回線には通信制限があるというデメリットがあります

通信制限になってしまった場合には、追加でデータ容量を購入する必要があります。
またG1などの大きなイベントでは、周辺の基地局だけでは足りずに、回線が混雑する可能性もあります。

スマホのテザリングを利用する

おすすめ度:☆

  • メリット:安全性が高い
  • デメリット:通常よりも速く通信制限にかかる可能性

テザリングとは、スマホのインターネット接続共有機能を利用して、他の通信端末を接続する方法です。
スマホをルーター代わりに使うとも言い換えられますね。

こちらもキャリア回線を使うので安心ですが、スマホ以上に通信量を使用するのですぐに通信制限にかかってしまいます。

ポケットWi-Fiを利用する

おすすめ度:☆☆☆☆☆

  • メリット:安全性が高い
         通信上限がない(プランによる)
  • デメリット:月額料金がかかる

いま一番注目されているのがポケットWi-Fiを利用する方法です。
ポケットWi-Fiであれば使い放題プランで契約すれば月の通信上限はないうえに、外部からの攻撃はキャリア側で対策され、回線の暗号化も最新の技術が使われているので安心といえます。

ただし、購入後には自分で接続設定のSSIDとパスワードを設定し直すことと、接続できる端末を制限しておくと、より安全といえるでしょう。

無料で利用できないことがデメリットとも言えますが、怪しい野良Wi-Fiに接続して攻撃を受けたり、キャリア回線で通信制限にかかってデータ容量を購入し続けるよりも、通信制限のかからない自分専用の回線を持てる点がポケットWi-Fi最大のメリットといえるでしょう。

ポケットWi-Fiを選ぶときの基準は「良いモバイルWi-Fiを見つける為の、比較するべき7つのポイント」を参考にしてください。

まとめ

今回、競馬場で公衆無線LANが危険な理由と、その対策についてご紹介しました。
無料で利用できるという点でメリットは大きいですが、公衆無線LANで口座振替や馬券購入を行う場合には、常に盗聴されている危険性もあると警戒しながら判断してください。

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