光回線の上り・下り速度はどう上げる?調べ方もご紹介

ベストエフォート型といわれる光回線ですが、少しでも速度を上げて、快適に利用したいと思うのがユーザー心ですね。

そもそも、自宅で利用している光回線の速度がどの程度かということはご存知でしょうか?光回線の速度を少しでも速くしたいというときは、まず自宅の回線でどのくらいの速度が出ているかを確認し、思いの外遅いと感じた場合は、適切な対応をするという流れが望ましいです。

こちらでは、光回線の上り速度、下り速度それぞれをもっと速くする方法や、速度の調べ方について解説しています。接続方法を変えてみることで速度が速くなることも多いので、ぜひこちらの情報を参考にしていただけたら幸いです。


光回線が遅い場合の対処法

光回線の速度は夜になると遅くなる傾向にある

光回線は、法人向けの回線でない一般的な利用の場合、回線の帯域を複数人で共有します。そのため、多くの人が利用する時間帯だと1人が利用できる帯域が狭くなってしまうので、速度が遅くなってしまうことがあります。

例えば、自分以外に誰も光回線を使用していないのであれば帯域を100%利用できますが、10人で利用するとなると10分の1しか利用できなくなってしまうので、必然的に速度が遅くなってしまうのです。

光回線の前に多くのユーザーが利用していた「ADSL」という回線は、電波の干渉を受けやすいために速度が遅くなることがありましたが、干渉を受けない場合は速い速度が期待できました。

人によっては、いわゆる「テレホタイム」といわれるアクセスが集中する時間帯は、ADSLを利用していたころよりも、光回線の速度が遅いと感じる人もいるようです。夜などのアクセスが集中する時間帯はどうしても速度が遅くなりがちですので、時間をずらして利用するなどの対処が必要になります。

住居やエリアによって光回線の速度は異なる

集合住宅の場合、光回線をマンションの終端装置まで光回線を引き込んで、そこから加入している住人で回線を共有しますので、利用者が多い時間帯にはさらに速度が遅くなる可能性があります。大きなマンションでは回線を数本引いて、棟などによって使い分けているところもありますが、そうでない場合はアクセスが集中する時間帯だと著しく速度が遅いと感じるかもしれません。

これに対して、主に法人で利用されている「専用線」と呼ばれる光回線は、1つの回線を1契約者しか利用しないので、かなり速い速度が期待できます。

ただし、専用線は利用料金が非常に高いので、一般ユーザーが利用することは難しいです。

光回線の上りと下りの調べ方

Internet Speed Testで調べる

Internet Speed Test」は、海外で提供しているインターネット回線の速度を計測できるサイトです。

広告以外はすべて英語なので、一見するとどうやって使えばよいのかわからないかもしれませんが利用方法は至って簡単。画面中央にある「TEST NOW」と書かれているボタンをクリックすれば、自動的に計測が始まります。

丸い絵が書かれてる4つの部分、中央にある「DOWNLOAD SPEED」が下りの速度、「UPLOAD SPEED」と書かれているところが上りの速度を表示しています。

BNRスピードテストで調べる

BNRスピードテスト」のサイトは、速度測定サイトの中でも知名度が高く、多くの人が信頼して利用している速度測定サイトです。

プロバイダでもこちらの速度測定サイトの情報を信頼しているところが多く、「光回線の速度が遅い」とサポートセンターに相談すると、まずはこちらのサイトで速度を測るようすすめられます。

こちらの利用方法も簡単で、画面中央にある「測定開始」のボタンを押すだけで自動的に速度測定が開始されます。

このサイトは「Flash(フラッシュ)」というソフトを使用して速度測定システムを構築しているため、利用するためには「Flash Player」というソフトがインストールされている必要があります。

仮にインストールされていないと表示されたら、「Adobe FlashPlayer」で検索をして、ソフトをダウンロード、インストールした上で再度試してみてください。プロバイダや回線情報を登録する画面もありますが、こちらは特に登録しなくても利用できます。

ちなみにこちらのサイトでも、上り速度が計測できます。

InternetSpeedTest」では、ひとつのボタンをクリックするだけで上りと下り両方の速度を一度に測定できましたが、BNRでは別途上り速度の計測ボタンがありますので、そちらをクリックして測定してみてください。

上り速度を測定する場合は、アップロードするデータのサイズが回線タイプによって異なりますので、先に回線種別を選択した上で測定ボタンをクリックしてくださいね。

速度が遅いときに実施すべきこと

まず、光回線の速度が遅いと感じたときは、速度が遅い原因を切り分ける必要があります。インターネット回線自体が遅いのか(自分では対処できません)、プロバイダから送られてきたルーターからパソコンまでの環境で、速度を遅くしてしまう原因があるのかを判断しなければなりません。

最近はルーターからパソコンまで、Wi-Fiを利用して接続している人も多いと思いますので、まずはWi-FiではなくルーターとパソコンをLANケーブルでつなぎ、有線接続でもう一度速度を測定してみましょう。

まず、ルーターを再起動してからパソコンのWi-Fiをオフにし、LANケーブルでパソコンをつないで速度を測定してみてください。有線での接続に変えるだけでも、速度が速くなることがあります。

上り速度と下り速度の目安

速度は計測したけれど、一般的な速度の目安がどのくらいかわからないので、自宅の通信速度が速いのか、遅いのかがわからないという人もいると思います。光回線はベストエフォート型のサービスなので、契約時に謳われている速度は最大値です。

例えば100Mbpsの速度のプランに契約していたとしても、端末で計測して1GBの速度が出るということはありえません。有線で接続していても100MBpsは出ませんし、Wi-Fiであればさらに速度は遅くなります。

それらを踏まえた上での速度の目安は、100Mbpsの契約だと下りで50Mbps前後、上りで30Mbps出ていれば十分な速度が出ていると考えてよいと思います。

Wi-Fiの場合はそれ以下の速度であることも十分ありますので、Wi-Fiで速度が遅いと感じた場合は、必ずルーターとパソコンを有線で直接つないだ上で速度測定してくださいね。

光回線の上りと下りはどっちを意識すべき?

ウェブサイトや動画を見るなら下り速度を重視

インターネット回線は、特殊な使用方法でない限り、圧倒的に下り速度のほうが重要になります。ホームページを見たり、ソフトをダウンロードしたり、メールを受信するなどといった作業はすべて下り回線で行なわれているものです。

逆に、メールを送る、ホームページを作成するためにFTPソフトでhtmlファイルや画像をアップロードするというときは、上り回線を使用します。そう考えると、上り回線で行なわれる作業は意外と少ないことがわかりますね。

速度測定を行なうと、下りよりも上りのほうが速度が遅い場合がほとんどですが、その点については気にする必要がありません。

下り速度の必要な目安

オンラインゲーム

オンラインゲームを利用する場合には、30Mbps程度の速度が計測できていれば、問題なく利用できます。オンラインゲームの場合は、速度だけでなく「png値」という数値も重要です。

ping値とは、目的のサーバーにデータを送ってから、返事が返ってくるまでの時間のこと。オンラインゲームを利用する際には、ping値が50ms以下であることが望ましいといわれています。

ping値を計測する方法は、先にご紹介しているInternetSpeedTestのサイトで確認できます。一番左の数値がping値になりますので、チェックしてみてください

動画の安定視聴

動画配信サービスにはさまざまなものがありますが、もっとも高画質な動画を配信してる場合でも、25Mbps以上を推奨していますので、光回線で平均的な速度が出ていれば、動画がコマ送りになってしまうようなことはなくスムーズに視聴できます。

ゲームや動画以外

ゲームや動画以外の、先にご紹介しているホームページ閲覧やソフトのダウンロードなどにおいては、動画視聴が問題なく行なえる程度の速度が出ていれば不自由することはありません。

光回線の速度を上げる方法

まずはモデムを再起動

速度が遅いと感じたときに一番最初に行ないたいのは、モデムの再起動です。モデムとは、プロバイダから送られてきた光回線につなぐための機器のこと。光回線はADSLと比較すると、ほかの電波の干渉を受けにくいですが、なんらかの原因で電波状態が悪くなったときに、自動的に復旧することができません。

モデムをリセットすることで最新の回線状態で通信が取れますので、おかしいなと思ったときは、まずモデムを再起動してください。

また、モデムの電源は基本的に入れっぱなしの状態にしておく人が多いと思いますが、何日も電源を入れたままにしておくと、モデムが熱を持って「熱暴走」を起こすことがまれにあります。

熱暴走を起こすとモデムが正常な動作をしなくなってしまうため、速度遅延を含める接続不安定な減少が発生したら、一度電源を抜いてモデムに差しているケーブルをすべて抜き、「放電」をしてみてください。

その後再度接続を試みると、安定した速度が出るようになることがあります。プロバイダではモデムにWi-Fi機能が搭載されているものもありますが、その場合も同じ対応を試してみましょう。

あなたの家のLANケーブルを改善する

有線で接続している場合、LANケーブルが劣化していると速度が遅くなってしまいますので、LANケーブルを新しいものに変えてみましょう。通信速度を測定するときも、できれば2本のLANケーブルを使用して、つなぎ直してから測定することが望ましいです。

LANケーブルは高いものではありませんの、2本用意してもそれほどの出費にはなりません。

あなたの家の無線環境を改善する

有線接続である程度の速度が出ている場合は、Wi-Fi環境に問題があるということになりますので、Wi-Fiのルーターを再起動したり、ルーターのドライバーを入れ直すなどの対応を試してみましょう。Wi-Fiのルーターは電波干渉を受けやすいので、再起動することで接続が安定することが多々あります。

そのほか、Wi-Fiルーターとパソコンの間に電波の強い電化製品がある場合は、やはり電波干渉を受けて速度が遅くなっている可能性があるため、設置場所を変えてみたり、Wi-Fiの中継機器を設置導入してみるのもよいと思います。

中継機器を購入する前に、まずはWi-Fiルーターとパソコンを近い場所において速度を測定し、速度が速くなるかをチェックしてみましょう。ルーターとパソコンが近ければ速度が速くなるということであれば、中継機器を導入することで希望の場所でもある程度の速度が確保できると思われます。

ルーターとパソコンを近くにおいても症状が改善されない場合、もしもかなり前のルーターを使用しているのであれば、最新のものに変えてみることも検討してみましょう。

Wi-Fiのルーターは「規格」というものがあるのですが、最新の規格は「11ac」です。こちらの規格の機種に変更することで、速度が向上する可能性があります。

利用している端末を改善する

端末の機種が古い、または不具合が起きている場合には、インターネット環境が良好な状態だとしても、体感速度が遅い場合があります。古いパソコンを使用している、端末側に搭載されているWi-Fiの機能が古いということであれば、思い切って端末の買い替えも検討してみましょう。

ただし、買い換える前に先にご紹介しているモデムやWi-Fi環境の見直しから行なうようにしてくださいね。

プロバイダを見直す

これでも速度が著しく遅い場合には、プロバイダに連絡をして指示を仰ぎます。

プロバイダに問い合わせた際にも、ここでご紹介した対応を試すように促される可能性がありますが、それでも状況が改善されない場合には、プロバイダ側で回線に障害が起きている回線の調査を行ない、問題がないと判断されたにも関わらず速度が改善しない場合には、プロバイダを乗り換えるのもひとつの方法です。

自宅まで引いてある光回線は、プロバイダが異なっても物理的に同じ回線ですが、プロバイダによってサーバーの規模などが異なりますので、プロバイダを変えることで速度が改善されることがあります。

光回線のプラン・回線を見直す

光回線にはいろいろなプランがあり、プランによって速度も変わってきます。今使用しているプランでは満足できる速度が出ない場合には、速度が速いプランに変更してみるのもよいでしょう。

例えば100Mbpsの契約をしている場合には、1Gbpsのプランに変更することで、速度が速くなる可能性があります。

光回線の速度を上げる方法と速度の調べ方についての口コミ

まとめ

光回線の速度を確認して速度が遅いと感じた場合に、試せる対応は意外とたくさんあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

プロバイダに相談する前に自宅でできることを試して、それでも改善されない場合にはプロバイダに相談したり、サービスの乗り換えを検討してみるのもよいと思います。ただし、あくまで光回線はベストエフォート型のサービスであることを忘れずに、過度なサービスを期待しすぎないことも大切です。

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