フレッツ光は夜になると遅くなる? 遅い原因6つと取れる対処法3つ

フレッツ光が夜遅くなる原因と対処法をご紹介

フレッツ光は夕方から夜間にかけて通信速度が遅くなる」という評判があります。

夜間になると通信速度が遅くなる原因は、多くの人が夜間に自宅でインターネットを使っているため。インターネットの利用者が増えて、混雑するから速度が遅くなるのです。

光回線ユーザーが増えることで、2019年以降も通信速度が遅くなる可能性が高いですが、遅くなる原因と対処法を知ってインターネットの快適性を上げていきましょう。


夜になると光回線が遅くなる原因6つ

サーバーの混雑

フレッツ光の速度が遅くなる一番の原因は、インターネット利用者が増えることで、サーバーが混雑することです。夜間はインターネットを使う人が多いため、通信量が多くなり、サーバーが混雑することで速度が遅くなってしまいます。

しかし、サーバーの混雑は使っている光回線が原因ではなく、アクセスした時に「表示される速度が遅い」と感じられるサイト側に原因があります。

人気のあるサイトは多くの人が利用するため、夜間にアクセスが集中しすぎて、サイトを提供しているサーバーの処理が追いつかなくなり、サイトを表示する速度が遅くなるのです。

プロバイダーの混雑

特定のプロバイダーを使っている人が急に増えた場合にも、通信速度が遅くなったと感じられることがあります。光回線利用者が増えることで、プロバイダーの利用者も増え、プロバイダーの混雑に繋がるのです。

プロバイダーは、光ファイバーを通して、パソコンなどの情報機器をインターネットに接続する存在ですが、光ファイバーを提供しているNTTとプロバイダーの間には、NTEという装置が設置されています。

通常であれば、プロバイダーは混雑しない規模のNTEを設置しているのですが、エリア内で急に利用者が増えた場合には、NTEの数が足りなくなってプロバイダーが混雑することがあります。

ただし、プロバイダーでNTEの数が足りなくなっているのかどうか、ということを確認することはできません。

どちらが原因となっているか調べる

通信速度が遅いと感じた場合には、サーバーが混雑しているのか、プロバイダーが混雑しているのかを調べなければいけません。どちらが混雑しているかによって、対処方法も変わってくるからです。

速度が遅い原因を調べるための方法は、次の2つです。

  • いろいろなサイトを見てみる
  • プロバイダーを通す前の通信速度をテストする

まずは、いろいろなサイトにアクセスしてみて、特定のサイトだけが遅くなっていないか調べましょう。特定のサイトだけ通信が遅いと感じるようであれば、サーバーが混雑していることが原因です。

もし、どのサイトにアクセスしても速度が遅いようであれば、「フレッツサービス情報サイト」というサイトにアクセスして、通信速度を調べます。フレッツサービス情報サイトは、プロバイダーを通る前の、光回線そのものの速度を調べることができるサイトです。

光回線の速度に問題がなく、どのサイトにアクセスしても遅いと感じられるなら、プロバイダーが混雑している可能性もあります。

PCに問題がある

パソコンが古くなっている場合、パソコンの処理能力が光回線の通信速度に追いつかず、インターネットの速度が遅いと感じられることがあります。

パソコン自体が古くなくても、中に入っているOSが古いものであれば、同じように処理能力が追いつきません。

また、パソコンを長時間起動させたままにしておくことも、インターネットの通信速度が遅くなる原因となります。

パソコンを定期的にシャットダウンしないと、パソコンのメモリの中にたくさんのデータが溜まって、処理能力が低下するからです。

Wi-Fi環境に問題がある

光回線でWi-Fiを使っている場合、Wi-Fi環境が原因で通信速度が遅くなる可能性もあります。

Wi-Fiの電波は障害物で妨げられるので、ルーターとパソコンの間に壁や水槽などの障害物があると、Wi-Fiの電波を受信しにくくなって、通信速度は低下します。

電子レンジやコードレス電話機など、電波を利用している家電製品が近くにある場合は、電波の干渉が起きてWi-Fiの接続が不安定になっている可能性も。

また、Wi-Fiにパソコンやスマホなどをたくさん接続していると、1台あたりの通信速度は遅くなります。物理的にルーターが故障していることなどが原因になることもあります。

契約プランに問題がある

月額料金の安い契約プランを選んでいるなど、光回線の契約プランに問題があって、通信速度が遅くなることも考えられます。

フレッツ光には、「フレッツ光ライト」「フレッツ光ライトプラス」「フレッツ 光ネクスト ハイスピードタイプ」「フレッツ 光ネクスト ギガラインタイプ」など、たくさんの契約プランが用意されています。

契約するプランによって、1Gbps、200Mbps、100Mbpsと通信速度も変わるため、通信速度が遅いプランで契約していれば、インターネットの速度も遅いと感じられるでしょう。

どのプランで契約しているかわからないという場合、契約プランと利用できる通信速度を確認してみてください。

LANケーブルに問題がある

何年も前のLANケーブルを使っているようであれば、LANケーブルが原因となる可能性もあります。LANケーブルにはさまざまな規格があって、LANケーブルの規格によって通信できる速度も変わってくるからです。

LANケーブルの規格には、通信速度100Mbpsに対応するCAT5、1Gbpsに対応するCAT5eとCAT6、10Gbpsに対応するCAT7などがあり、CAT5のLANケーブルを使っていれば、1Gbpsの光回線を使っていても100Mbpsの速度しか出ません。

LANケーブルの規格は箱や説明書に記載されていますが、ケーブル自体にも印字されているので、どの規格のLANケーブルを使っているか確認してみましょう。

光回線が遅い時の対処法

インターネットを接続している周辺機器を改善

インターネットを接続している周辺機器を改善するだけで、驚くほど通信速度が改善される場合もあります。

例えば、パソコンのOSが古いものであれば、最新のOSにアップデートしてみてください。最新OSの処理能力であれば、光回線の通信速度に追いつかないということはなくなります。

そして、コンセントの数を増やす、結束バンドでまとめるなど、インターネット周辺機器のコンセント周りのタコ足配線を改善するだけでも、通信速度が改善される可能性があるので試してみましょう。

また、インターネット周辺機器の接続不良が原因であれば、無線LANやモデムの電源を再起動させる、電源を抜き差ししてみる、ケーブルを再接続してみるなどの方法も効果的です。

有線で速いが無線だと遅くなるという改善策

ケーブルでインターネットに繋ぐと速いのに、Wi-Fiだと遅くなるという場合は、Wi-Fi環境を改善することで通信速度も正常になります。

パソコンなどの情報機器とルーターの間に障害物があれば、障害物がないところにルーターを移動させてみてください。特に、コンクリートや金属、水はWi-Fiの電波を遮るので、電波の通りやすい場所を探しましょう。

電子レンジやコードレス電話機によって電波干渉が起きているなら、電波を使っている家電からルーターを遠ざけるか、Wi-Fiの周波数帯域を5GHzにすることがおすすめです。

電子レンジやコードレス電話機は2.4GHzという周波数帯域を利用しているので、Wi-Fiで5GHzを利用すれば、電波干渉が起きる可能性は低くなります。

その他、ルーターを動かしているファームウェアというソフトウェアをアップデートすれば、ルーターの不具合が解消されて、通信速度が速くなることもあります。

夜でも速いプロバイダーに乗り換える

通信速度が遅くなる原因がプロバイダーの混雑であれば、夜間でも速度の速いプロバイダーに乗り換えるのが一番です。

プロバイダーが混雑している場合、プロバイダーがNTEの数を増やすか、プロバイダーを乗り換えるかの2つしか選択肢はありません。

プロバイダーの設備が改善されるかどうか、いつ改善されるのかは利用者にはわかりませんし、改善されるという保証もないので、速いプロバイダーに乗り換えたほうが問題の解決は早くなるでしょう。

大規模なプロバイダーのほうが設備が充実しているので、通信速度が早くなる傾向がありますが、エリアによって利用者の数は違うので一概に言えません。

そこで、実際にプロバイダーを利用している人からの評判を確認して、混雑していないプロバイダーを選ぶことが大切です。

光回線のプロバイダー別評判

フレッツ光評判

フレッツ光では、東日本、西日本とも、11のプロバイダーから選ぶことができますが、通信速度が速いと評判が良いのは、「IPv6」に対応しているプロバイダーです。

IPv6とは最新の通信規格で、夜間にアクセスが集中しても、通信速度が遅くならないことが特徴。

フレッツ光ではほとんどのプロバイダーがIPv6に対応していますが、BB.excite、楽天ブロードバンドの2社だけはIPv6に対応していません。

また、次からご紹介するプロバイダーは、全てフレッツ光で利用できるプロバイダーとなっているので、それぞれの評判を確認してから契約や乗り換えを検討してください。

plala評判

2019年時点でplalaを利用している人の評判を確認すると、「ほとんど問題ないが時期や時間帯によっては遅く感じる」という声が多く見られました。

全体的には評判が良いのですが、やはり平日の夜間は通信速度が遅くなるという声もあり、夜間の速度を改善させるまでには至らない可能性があります。

ただし、IPv6対応のWi-Fiルーターを利用している人からは、「不満があるほどではない」という声も聞かれるので、インターネット周辺機器を整えて、光回線の速度を処理できるパソコンを利用するなど、速度を速くするための環境づくりができていれば問題ないと考えられます。

BIGLOBE評判

BIGLOBEの評判を確認したところ「遅くなる時がある」という声と、「遅いと感じたことがない」という声があり、意見は両極端に分かれていました。

BIGLOBEは知名度の高いプロバイダーなので、エリアによっては利用者が急増して、定期的にプロバイダーが混雑してしまうこともあると考えられます。

また、「IPv6オプションは必須」との声もあり、IPv6オプションの影響の大きさがわかります。

BB.excite(エキサイト)評判

BB.exciteの評判はあまり多くありませんが、利用している人の声をまとめると、「速度が速くて料金も安い」と満足度が高い結果となりました。

中には、BB.exciteを通した後の通信速度と、通す前のフレッツサービス情報サイトの通信速度を比較した声もありましたが、それぞれの通信速度はほぼ変わらなかったそうです。

フレッツサービス情報サイトの通信速度と変わらないということは、光回線の上限に近い通信速度が出ているということ。

曜日や時間を問わず速度が安定していると評判なので、夜間の速度低下も少ないと考えられます。

@nifty評判

@niftyを利用している人からの評判では、「とにかく遅い」という声が上がっていますが、IPv6に変更するとかなり改善されるようで、IPv6を利用している人からは「いつも安定していて満足」という評判になっています。

@niftyをそのまま利用すると、やはり土日や平日の夜間は速度が遅くなるようで、IPv6は欠かせません。IPv6を利用すれば、他のIPv6対応プロバイダーよりも安定して速くなるようです。

OCN評判

OCNを利用している人からの評判では、「特に問題ないがもう少し速いと良い」という声が上がっていました。

全体的に、ストレスが溜まるほどの遅さではないが、速いというほどでもない、という評価になっていますが、中には「夕方から夜間にかけて不思議なほど遅くなる」という声も見られたので、夜間の速度アップのための乗り換えにはおすすめできません。

ただし、やはりIPv6を利用している人からの評価は高く、IPv6を利用すれば、夜間の速度低下もないようです。

まとめ

フレッツ光の速度が遅いと感じられる原因は、サーバーの混雑、プロバイダーの混雑、周辺機器の問題など、さまざまなことが考えられます。

しかし、これからも光回線の利用者が増加するであろうということを考えると、プロバイダーの混雑が原因となる可能性は高いでしょう。

夜間でも通信速度が速いプロバイダーを選ぶためには、プロバイダーの規模やIPv6への対応、プロバイダーの評判などをしっかりと確認することが大切です。