光回線フレッツ光とは?わかりやすく解説!

NTTが日本全国に展開するフレッツ光は、下り速度が最大1Gbpsを誇りインターネットサービスです。

光回線を提供する事業者なので、契約の際にはプロバイダを別に選ぶか、プロバイダと回線がセットになっているプランを選ぶ必要があります。

今回は、このフレッツ光のメリットや契約方法、解約のタイミングや注意点について詳しく紹介します。


NTTが提供する回線、フレッツ光

速度が速い

日本国内でトップクラスのシェアを誇るフレッツ光は、最大で1Gbpsの回線速度となっています。「1Gbps」というのはあくまでも、「最大でここまでの速さが出る」とされる速度のため、実測では1Gbpsよりも下がるのが普通です。

しかしフレッツ光の回線速度は他社に劣らず、多くの回線事業者とコラボレーションをしているという安心感もあります。また、災害の発生時に専用の伝送路を使っていち早く復旧を行なうなどして、平常時以外の対応も万全。もしもの時の回線状況についてもきちんと考慮されています。

そもそも回線速度とは、乗り物の速度と同じで常に一定ではなくその時の環境や時間帯によって変動します。

フレッツ光の場合、プロバイダによって速度が変わるという意見もありますが、同じプロバイダでも都道府県ごとに混雑の状況が異なり、さらにいえば自宅周辺の通信環境が左右する場合もあるのです。

納得いく価格設定

フレッツ光は定額で利用できるネットサービスです。戸建ての場合、通常料金が6,270円と多少割高な印象がありますが、マンションなら通常料金が3,685円で利用できます。

一見高くみえる価格設定でも、ライフスタイルに合ったプランや割引サービスを使えばぐっとお得に。さらに「ひかり電話」との組み合わせで、月々の固定電話料金もわずか500円と、さらにリーズナブルになりますよ。

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サービスが充実している

フレッツ光は大手の通信会社ということもあり、サービスが充実しています。80種類以上の専門チャンネルから選べる「ひかりTV」や、定額見放題のU-NEXTも視聴可能。さらに戸建てでフレッツ光を利用している方はアンテナを使わずに地デジ・BS・CSが楽しめる「フレッツ・テレビ」が導入できます。

光回線を使用した電話、チャンネル数の豊富なテレビチャンネル、外出先でもネットを快適に使えるWi-Fi、タブレットのレンタル、さらに家の中の消費電力を把握できる節電サービスなどを提供。パソコンの中のデータをまとめて保存しておけるクラウドサービスも提供しています。

特に人気の高い「ひかり電話」は、フレッツの光回線を使って通話をができるもので、音質が向上し通話料金が下がったことで注目されています。固定電話同士の通話以外にも、固定電話から携帯電話にかける際に通話料金が安く利用できるので、一般の固定電話からの乗り換えにもぴったり。

さらにひかり電話には番号通知などのオプションサービスがあり、外出先の電話で受け取れる「ボイスワープ機能」や「迷惑電話おことわりサービス」などがつけられます。

インターネットを高速で利用しながら、電話やテレビなども快適に利用できるのが、フレッツ光ならではの強み。ネットに申し込むときには、付加価値の高いサービスにも注目したいですね。

安心したサポート

フレッツ光では、接続設定やネットまわりの環境設定を担当者が行なうサポートサービスを実施しています。

回線を契約して機器を受け取り、いざネットを使おうとすると、さまざまな設定を自分で行なわなければなりません。不慣れな方が、突然「ルーターの設定」「ウイルス対策」などといわれても、混乱してしまうかもしれませんね。

そこで、フレッツ光では回線工事と同時に設定をしてくれる「セットアップサービス」を提供しています。ネットとWi-Fiの接続設定、ルーター無線設定、プリンタやゲーム機、ウイルスソフトのインストールなどを丸ごと行ってもらえます。

担当者がパソコンの設定をしてくれるので、一度接続設定をしておけば後はスムーズにネットが使えるようになります。わからないことがあれば、365日24時間対応のオペレーターに連絡して「リモートサポート」が受けられるので安心。

また、突然機器が故障したり、何らかの理由で破損したときも、機器の補償サービス「なおせ~る」が利用できます。

「なおせ~る」はフレッツ光に接続している機器や、周辺機器の過失故障などを一定の金額内で補償してくれるものなので、貸し出しされている機器を壊してしまわないか心配な方におすすめのサービスです。

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フレッツ光を契約するときの注意点

フレッツ光を契約するときには、見落としやすいポイントに注意。ここではプロバイダとの契約や、話題の「光コラボ」について詳しく紹介します。

プロバイダと契約が必要

フレッツ光を契約するだけでは、回線の契約をしただけなのでインターネットに繋げることができません。そこで、「プロバイダ」を選ぶ必要が出てきます。

インターネットに欠かせない「プロバイダ」は、フレッツ光などの光回線をインターネットに繋げる事業者のこと。フレッツ光に申し込んでインターネットを使うためには、2社と契約しなければなりません。

現在、フレッツ光には多くのプロバイダが対応しています。「@nifty」や「ぷらら」「OCN」など種類豊富な中から選べて、それぞれが魅力的なサービスを打ち出しています。

すでに利用中のプロバイダがフレッツ光に対応していれば、そのまま継続というかたちで利用OK。フレッツ非対応のプロバイダを使っている方は、新しくフレッツ光に対応しているプロバイダに変更が必要です。

プロバイダの選び方によって月々の料金や通信の品質が変わる可能性もあるので、いくつかのプロバイダを比較して選ぶようにしましょう。

実際の料金は、フレッツ光の料金シミュレーションページで住所と建物の種別を入力するだけで簡単に確認できます。プロバイダの月額料金が一覧で確認でき、月額利用料の合計と初期費用の合計が同時にチェックできますよ。

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今はフレッツ光とプロバイダがセットになった光コラボもある

プロバイダの契約にあたって、わざわざ2社と契約するのは面倒という意見もあります。そこで、新たに「光コラボ」という選択肢をおすすめします。

光コラボは、光回線とプロバイダを一括で契約管理するもので、2社に分けて料金を支払う必要がない効率的なシステム。複雑になりやすい契約も一本化できるので、ユーザーにとっては分かりやすく、さらに料金が下がるというメリットもあります。

フレッツ光でプロバイダ契約を組み合わせると月額料金が5,000円を超えてしまい、6,000円以上になる可能性も。しかし光コラボを選べば1,000円程度安くなるので、請求が一つにまとまり、通信費も節約できますよ。

光コラボのうち、auやソフトバンクはスマートフォンの利用でさらに割引になります。光コラボに変更するタイミングで携帯のキャリアも変更して一本化すれば、乗り換え割などを使ってさらにお得な割引が得られます。

月に1,000円の割引は1年で12,000円の節約になり、2年、3年と継続するうちに数万円の開きが出てきます。フレッツ光は光回線の中でも比較的高額なので、タイミングをみて光コラボに変更するのもいいですね。

初期工事費は必ず必要

フレッツ光では戸建てとマンションの両方に工事が必要となります。工事費用は、戸建ての方がマンションよりも高くなるのが一般的。

屋内への配線引き込み作業が必要になると料金が高くなり、総額18,000円(マンションは15,000円)になります。屋内工事が不要の場合は、東日本と西日本エリアで7,600円となります。

フレッツ光の別のプランや、別の光回線を利用している家庭では引き込み工事が不要になるケースがありますので、フレッツ光の担当者に確認をとってもらい、引き込み工事の有無を確認してもらいましょう。

また、引き込み工事は夜間でも行なうことができますが、費用が割増になるためホームページなどで確認をしてから申し込むようにしてください。

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フレッツ光を解約する方法

まずは契約を確認する

フレッツ光の解約方法は、まず「お客さまID」と「ひかり電話の電話番号」を手元に用意します。開通と同時に送られてくる「開通のご案内」もしくは「請求書」を用意しておくと便利です。

問い合わせ先に連絡し、解約の旨を申し出ます。基本的に解約はいつでもできますが、一度解約をしてしまうとフレッツ光メンバーズクラブのポイント交換ができなくなってしまうので、ポイントを交換し終わってから解約するのが理想的。

ひかり電話を申し込んでいると、フレッツ光の解約で利用中の電話番号が使えなくなる場合があります。ひかり電話で利用中の電話番号を、NTT東日本の電話などで継続して使う際には、NTT東日本の事前に連絡しておきましょう。

NTTに連絡し、フレッツ光を解約したいと伝えます。今日中、今月で、来週中になど細かい日付指定も可能ですが、違約金や解約金の発生に注意が必要です。

違約金が発生する条件

フレッツ光に限らず、光回線の解約には違約金と呼ばれる手数料が発生するケースが多いです。一定の年数が経過すると、そのサービスを利用するかどうか決定する「更新月」がやってくるので、その月の中で更新の有無を決めます。

更新せず、別のサービスに乗り換える場合は連絡するだけで解約ができます。ただし、更新月内に連絡をして解約を完了しなければ、違約金が発生してしまうので、タイミングには要注意。

また、フレッツ光と別に契約中のプロバイダにも違約金が発生する可能性があります。プロバイダによって違約金の発生条件は異なり、料金も一切かからない無料のものから、数千円程度とさまざま。

多額の違約金が発生することはありませんが、不安な場合はプロバイダの更新月もチェックしておくと良さそうです。

フレッツ光の違約金は、「にねん割」と呼ばれる2年契約のプランに加入している方が、3ヶ月間の更新月以外に解約をした場合、解約金として9,500円(マンションは1,500円)をNTTに支払わなければなりません。

マンションタイプの違約金は1,500円程度と安いのであまり気になりませんが、戸建てタイプは1万円程度の費用がかかってしまうので、更新月を見逃さないように注意したいところです。

契約の更新は自動的に行なわれるので、更新月を見逃すと自動的に契約が継続になります。次の更新月までにはまた丸2年待たなければならないので、転居やサービスの解約を考えるときには、更新月も計算しておくのが理想的です。

無料で解約するには?

フレッツ光とプロバイダを契約している場合、それぞれに連絡をして解約の手続きを行います。解約の際に確認しなければならないのは、工事費用の残金が残っていないかどうかと、違約金(解約金)の有無の2点です。

工事費については、30ヶ月を過ぎていればすでに支払いを終えていると判断でき、負担金は0円となります。30ヶ月が経っていない場合はまだ支払っていない工事費の残金を精算しなければなりません。

違約金については「にねん割」と呼ばれるプランに加入している方は、契約から24ヶ月を過ぎていて更新月が訪れていることが条件となります。条件を満たしていれば、一切料金がかからず解約ができます。

更新月の前もしくは後に解約をすると9,500円の違約金が必ずかかってしまうので、更新月をチェックして解約を行なうと良いでしょう。(急な転居などで止むを得ず解約する場合でも、更新月の前後は違約金の支払いが必要になります)

また、プロバイダのほうに違約金が発生する可能性もありますので、必ず利用中のプロバイダに確認をとるようにしましょう。

フレッツ光以外にも光回線はある?

フレッツ光は国内でもトップクラスの加入者数を誇る光回線サービスですが、他にも「ドコモ光」や「ぷらら光」などさまざまな回線から選べます。

次世代ネットワーク規格XG-PONを採用し、下り最大10Gのスピードを実現した「NURO光」や、スマートフォンや電気・ガスなどと一括して割引ができる「auひかり」「SoftBank光」などのサービスもあります。

光回線は日本全国を広範囲にカバーしていますが、すべての地域ですべての回線が使えるわけではなく、各エリアに対応しているサービスが異なります。

たとえばauひかりの場合、関西エリアと東海エリアでは戸建てタイプのサービスが利用できなくなっており、回線ごとに対応エリアが変わることに注意しましょう。

申し込みたい光回線サービスが見つかったら、光回線の会社のサイト(ホームページ)内にあるエリア検索のページを開き、居住もしくは光回線を引く予定の物件の住所を入力して確認を。困ったときは直接問い合わせをして確認すると安心です。

フレッツ光に関する口コミ

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