スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズ14作目に当たるMMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下FF14)」
自分好みのキャラをカスタマイズしたり、冒険のみならずフレンド同士でハウジングや釣りなどでワイワイ楽しんだりと、楽しみ方は無限大!今もなお根強い人気を誇っています。
そんなFF14 をプレイしているときに、ラグが起きたり回線落ちなどで他のプレイヤーに迷惑をかけてしまったことはありませんか?
こういう不具合って急に発生しますよね。
「良いところ/悪いところで落ちてしまった!」そんな時の罪悪感とイライラは本当に筆舌に尽くしがたいものがあります。
(「極」なんかを攻略中の時は血の気が引きますね・・・)
今回は、そんなFF14をプレイする上で見直すべきたった1つの項目についてご紹介します。
ラグや回線落ちの原因をつきとめ、今後の改善に役立てましょう!
FF14のラグや回線落ちについて
FF14で5.4が来て以降やたらラグいんやけども今日が飛びきりひっどい
FF14インストールし直した方がええんか
それともSoftBank光の調子が悪いんかhttps://t.co/QnQ3seQ4vt pic.twitter.com/oi82LY8uqR— くろすけ (@krsk_ds) December 15, 2020
極三闘神駆け抜け🎵
戦闘中回線落ちしたの悔しい😭
帰ってきてすぐ混乱で味方ぼこぼこ殴ってたのでホント申し訳なかった…
初めましてのもいもいさんとも遊べて楽しかったです(๑° ꒳ °๑)✨
もといでいっぱいになるチャット欄…w pic.twitter.com/jRd8C1HwKJ— Maria Cyan《FC PURE SOUL》 (@Maria_Cyan_FF14) December 5, 2020
このように、FF14ではラグや回線落ちで強制終了などの不具合がよく報告されているようですね。
これらの不具合は多くの場合、ネット回線に原因があると考えられます。
そう、つまりFF14のラグや回線落ちを改善するために、たった一つ見直すべき項目は「現在利用している回線の状況」というわけなんです!
見直そう!FF14のプレイ環境
まずはFF14の推奨環境を見てみましょう。
FF14公式では、推奨環境を「ブロードバンド接続」と表記しています。
ブロードバンドとは、従来の電話線を利用したアナログ回線よりも広い帯域幅を利用した回線で、一般家庭に引き込んでいるADSLや光回線などがブロードバンドにあたります。
このブロードバンド、つまりネットの接続状況が悪いと以下のような不具合が生じてしまうのです。
- 相手が急に動かなくなる。
- 元いた場所から突然別の場所へワープする(同期ズレ)
- 画面の動きがカクつく
- 通信が切断されてタイトルに戻される
これらはいわゆる「ラグ(タイムラグ)」「回線落ち」などと言われるもので、このような症状が出てしまうと快適なプレイは望めません。
これらの不具合を改善するには、いったいどうすればいいのでしょうか?
現在の回線速度を調べてみよう
では、FF14を楽しくプレイするために必要なインターネット環境について解説していきたいと思います。
まず、オンラインゲームで回線の不具合が発生した時に、真っ先に調べるのはインターネットの回線速度です。
しかし、回線速度自体は今回の問題を解決するものではありません。
オンラインゲームでやり取りされるデータは、自分や相手キャラクターの位置を表す座標データや、剣を振ったり魔法を使ったりときの、アクションのデータくらいです。
これらのデータは数百バイトほどですので、回線速度は1Mbpsくらいあれば足ります。※1Mbpsは通常のADSLでも十分なレベルです。
もちろん光回線であれば十分すぎるほどなので、すでに光回線でプレイしているプレイヤーには何の心配もありません。
ADSLでも、わざわざFF14をプレイするために光回線に乗り換える必要はありません。
ただし、以下のような場合はADSLでは通信速度が不十分であると考えられます。
- ゲームをしながら攻略サイトを見たい
- スカイプで仲間とチャットしながらプレイしたい
- プレイ動画の配信をしたい
このような目的でプレイしたいという人はADSLから光回線に乗り換えた方がいいでしょう。
所属サーバーのIPアドレスを確認する
では実際に、現在プレイしているFF14のサーバーの回線環境を確認してみましょう。
FF14には複数のサーバーが存在するので、まずは自分が所属しているサーバーのIPアドレスを確認します。
サーバーのIPアドレスは下記サイトから確認してください。
■FF14サーバーステータス
https://www.arrstatus.com/
例えばサーバーがMANAならIPアドレスは「124.150.157.156」となります
(2021年1月現在)
cmd(コマンドプロント)からPINGコマンドを確認する
IPアドレスが分かったら、次にPINGコマンドを確認します。
「cmd」(コマンドプロンプト)から「PING」(ピング)を打つことで現在の回線状況を知ることができます。
- cmd(コマンドプロンプト):Windowsでコマンドラインからコマンドを実行したりプログラムを実行する場合に使用するツール。
- ping(ピング):ネットワーク疎通を確認したいホストに対してIPパケットを発行し、そのパケットが正しく届いて返答が行われるかを確認するためのコマンドです。
簡単に言うと、PINGとは「ネットがこちらの指示に対して応答する能力を数値化したもの」ですね。

意味は覚えなくても大丈夫です!
「cmd画面を呼び出してコマンドを打てばPINGというものがわかる!」くらいに思ってください。
やり方は、パソコンのOSによって異なりますが、ここでは「Windows10」を参考にします。以下の手順に沿って進んでみましょう。
① cmd(コマンドプロンプト)画面を呼び出す
「スタートアップ」メニュー脇の検索窓に「cmd」と打ち込むと「コマンドプロンプト」が出てくるのでクリックして開きます。
すると、真っ黒い画面の別ウィンドウが出てきます。
これがcmd画面になります。これで準備完了です。
※画像では消していますが、本来であれば開いてすぐ上の部分に自分のPCの情報が出てきます。
②PINGコマンドを打って回線状況を確認する
いよいよcmd画面にPINGコマンドを打っていきます!難しい作業ではないので、ゆっくり確実に入力していきましょう。
MANAサーバーの場合を例にすると、cmd画面上で「ping 124.150.157.156 -n 10」と打ち込みエンターを押します。
※上記コマンドは「IPアドレスの124.150.157.156宛に10回PINGを送信する」という意味になります。
打つと下記のような結果が出るはずです。
124.150.157.156 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 10、受信 = 10、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 7ms、最大 = 17ms、平均 = 12ms
ここで重要なのは「最大」の数値です。
まずこの最小と最大で表示された数値は、サーバーが応答するまでにかかった時間を表しています。
単位は「ms(ミリセカンド:ミリ秒)」で表記され、この値が小さければ小さいほど、応答速度が速い=良い回線だということになります。
最小は「10回施行したうち一番応答が速かった時間」なのに対し、最大は「10回試行した中で一番応答が遅かった時間」です。
この最大の数字が大きくなればなるほど、ラグや回線落ちなどの不具合が多くなります。
FF14公式発表によると、だいたい30ms以下が快適の下限と言われているため、だいたい下記の様なイメージになります。
- 30ms以下:ほぼラグは感じられない。快適。
- 50ms前後:若干重い。ラグを感じる。
- 100ms前後:かなり重い。回線見直し必須!
最大値が50~100ms以上かかっているという人は、早急に回線を見直す必要があるというわけですね。

ただし、回線状況は時間帯でも刻々と変化します。特に新しいコンテンツリリースやイベント実施中の時間帯、夜の時間帯などはサーバー自体がおもくなります。なので「自分が一番集中してログインする時間帯」と「それ以外の時間帯」に試してみるのがいいかと思います。
回線状況を把握した!私たちにできることは?
PINGコマンドを使って具体的な数値として回線の状況を把握できましたが、次はどうすればいいでしょうか?
実のところ、回線の接続をよくする方法は「あるようで無い」というのが現状です。
回線の根本的な原因はプロバイダにあることが多いケースがほとんどです。
ユーザーが多いプロバイダは、その分回線が混雑しやすいので遅延が起きやすいと言われています。
ユーザーの多いプロバイダが混雑しやすくなる原因については「人気のプロバイダはこれだ!シェア率について」にてチェックしてみてください。
かといって、加入者が少ないプロバイダーが必ずしも速いプロバイダーであるとも限りません。
さらに、契約の時点でプロバイダの設備まで知ることはできないので、混雑が起きた際にどこまで対処できるかどうかもユーザーでは判断できません。
そのため、安易にプロバイダーを変えたからといって全てが改善される!というのは実質難しいということになります。
しかし、全く改善策がないというわけでもありません。
従来のPPPoE方式を採用しているところよりも、混雑の原因を排除したIPoE方式を採用しているプロバイダを選んだ方が、多少混雑の影響を避けることができます。
またプロバイダーだけでなく、LANケーブルが断線していないか・ちゃんと差込口に差し込まれているか、などといった周辺機器の具合を見ることも改善策としては有効です。
Wi-Fiの場合であれば、電波の障害になるものはないか、そもそも電波が入りやすい環境であるかといった基礎的な部分も見直してみるのもいいでしょう。
ラグや切断に強いのは「v6プラス」
ここまでFF14を遊ぶために必要なインターネット回線状況について解説してきましたが、やはり快適プレイに必須のプロバイダーの条件は
- 最低限の回線速度が保証されている
- 回線の混雑に対処できるかどうか
この2つではないでしょうか。
これを踏まえてインターネットを契約するのなら、GMOとくとくBBフレッツ光がおすすめです。
まずGMOとくとくBBフレッツ光の回線速度ですが、平均速度は下り304.10Mbps、上り203.28Mbpsと十分な速度があります。
これならFF14をプレイするのはもちろんのこと、同時に攻略サイトやプレイ動画を見ながらのプレイや、友達とボイスチャットしながら、あるいは生放送でプレイ動画を配信しながらプレイするにも十分な回線速度です。
しかもGMOとくとくBBフレッツ光では、回線混雑の根本的な原因に対処したv6プラスを標準で提供しています。
v6プラス対応の回線は、ネット接続が非常に安定します。
通常このv6プラスは利用できる光回線やプロバイダが限られているうえに、有料オプションとなっていることが多く見られますが、GMOとくとくBBフレッツ光では標準で利用できるというメリットがあります。
追加料金なしでv6プラスが利用できるのは、プレイヤーとしては特筆すべきポイントですね。
さらに月額料金についてですが、GMOとくとくBBフレッツ光は、v6プラス対応無線Wi-Fiルータを含めて月額991円です。しかも工事費などの初期費用も無料。
あとは別途フレッツ光月額利用料が、集合住宅だと2,950円になるので、月々のインターネット利用料はトータルで3,941円ほどです。
回線速度も月額料金も申し分ないですよね!

v6プラスでFF14がプレイできるか?という点ですが、下記のようなツイートから分かる通り、v6プラスでは問題なくFF14がプレイ可能です。
v6プラスに乗り換えてマルチ問題なかったタイトルは
・BF4(公式、ノーランク共にOK)
・OverWatch
・FF14
・PAYDAY2
・GTAVマイクラは未確認(恐らく無理)、今流行のPUBG??も調べないとわからん
— バレット勅使河原 (@TeshiChan_ff14) 2017年8月16日
速度比べてみました。
ネット機器、配線経路はほぼ一緒で、IPv4(PPPoE)からIPv6(v6プラス)に変わっただけです。 pic.twitter.com/73ik25h8VD— 鎧のルガディン ばるど (@Alcrad_ff14) 2017年9月3日
ドコモ光は『申し込みを開始するページで割引金額が異なる』ことがありますので、必ず以下の公式ページから申し込むようにしましょう。
【GMOとくとくBB ドコモ光】:https://gmobb.jp/service/docomohikari/index_b.html
まとめ
今回、FF14をプレイする上で欠かせない、インターネットのことについて解説しました。
とにかくオンラインゲームで重要なのは回線速度よりも回線の接続・安定性です。
PCでもPS4でもそれは変わりません。
ラグや回線切断でまともにプレイできないという方は、ぜひ利用している回線の接続・安定性に注目してみてください。