8月・9月といえば夏休みシーズンですね!
長期休暇を利用して帰省したり、旅行に行く人も多いでしょう。
しかし、旅行先でスマートフォンを使うときに4G回線ばかりで接続していると、すぐに通信量が上限に達してしまい速度制限にかかりがちじゃないでしょうか?
4G回線の通信量を節約するには、モバイルWi-Fiを利用することが1番の解決方法です。
なんといっても、GMOとくとくBBのWiMAX2+なら月額料金や手数料、特典などすべての条件を盛り込んだ状態で計算しても、2年間の契約で1日あたり99~102円しかかからないですからね。
しかし「2年契約は難しい・解約できるか心配」だったり、「レンタルサービスあるじゃん」と思う方もいますよね。
そこでは今回は、国内旅行をするにあたり、モバイルWi-Fiルータをレンタルする場合と、いっそのこと契約する場合では、どちらがお得になるかについてご紹介していきます!
国内旅行にはモバイルWi-Fiを持っていくべき!
帰省や国内旅行をする際にスマートフォンは欠かせません。
新幹線や長距離バスの道中での暇つぶしに動画を見たり、
旅先での名物や行き先を調べることに使いますよね。
むしろスマートフォン無しで旅行するなんて考えられないほどです。
総務省の発表によると、「iPhoneが2007年に米国で発売されてから2017年で10年が経過し、スマートフォンは国内外ともに急速に普及してきている」とあります。
信利用動向調査を基にした【個人のスマートフォンの保有率の推移】では、2011年に14.6%だった保有率が、2016年には56.8%の保有率になっており、5年間で保有率が4倍になっています。
参考元:総務省HP「平成29年版 情報通信白書の公表にあたってPDF(170KB)」※PDFが開くので注意
そんな利用者増加を受けてか、旅先や宿泊先の旅館・ホテルでは、Wi-Fiに接続できるところが多いですよね。
ですが、移動や外出先ではまだまだ4G回線を利用してインターネットへ接続している人が大多数でしょう。
しかし4G回線は1か月あたりで利用できるデータ通信量の上限が設定されています。
この上限を超えてしまうと、翌月まで通信速度制限が掛かり、128kbpsにまで通信速度が低下します。
128kbpsでは動画を見ることは大変難しくなりますし、地図アプリなども使いにくくなってしまいます。
また、画像が大量にあるサイトなども読み込みに時間が掛かり、閲覧できなくなってしまうことも。
旅行先で通信速度制限に掛かってしまうと、焦りやイライラの原因となりそうです。
これを解決する方法として、実際に私も活用しているモバイルWi-Fiルータ利用をオススメしています。
モバイルWi-Fiルータは別名「ポケットWi-Fi」とも言われており、その名の通り、かばんや服のポケットにすっぽりと収まる、とても小さなWi-Fiルータです。
ちゃんとした機種を選べば、固定回線を使っているのと大差ないほどの通信速度があり、利用可能エリアも広がっているので、ストレスを感じることなく快適にインターネットを利用することができます。
モバイルWi-Fiルータを介してインターネットへ接続することで、スマートフォン本体で契約しているキャリアのデータ通信量は一切消費されず、パケット通信料を大幅に節約することもできます。
こんな便利なモバイルWi-Fiルータですが、利用する方法は2つあります。
モバイルWi-Fiルータをレンタルする方法と、モバイルWi-Fiルータのプロバイダと契約する方法です。
それでは、レンタルと契約ではどちらがお得になるのか見ていきましょう。
ⅰ)モバイルWi-Fiをレンタルする
モバイルWi-Fiルータを貸し出してくれるレンタル業者があり、日額・月額でモバイルWi-Fiルータをレンタルできます。
ウェブサイトや電話から申し込めば即日発送され、返却時は同封されている返却用封筒にモバイルWi-Fiルータを入れて、最寄りのポストへと投函するだけなので、非常に簡単です。
機種は各社ごとに異なり、レンタル料金も機種によって異なります。下記にてレンタルサイトの一部ご紹介します。
NETAGE
例えば、NETAGE(http://www.netage.ne.jp/wifi-rental/)というサイトではドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの4社からモバイルWi-Fiルータの機種を選択できます。
レンタルする機種により利用金額が異なっており、1日あたり400円から600円ほどです。
しかし、中には通信速度が100Mbpsも出ない端末や、1日たったの366MGの利用で通信制限を掛けられてしまう機種も混ざっているので、目的に合わせて慎重に選ぶ必要があります。
レンタルできる機種の中で、最も通信速度が速いものはソフトバンクの601HWというモバイルWi-Fiルータです。
この端末の下り最大速度は612Mbpsでレンタルできるものの中では1番通信速度が速い端末になります。
NETAGEで601HWをレンタルする最大のメリットは通信制限が一切ないことです。
これはNETAGEの運営会社である株式会社モバイル・プランニングがソフトバンクと契約していることで実現されたものです。
ただし、1日に数百GBを使用するなど、特殊な使い方をしていると通信会社から制限が掛かりますが、通常の方法で利用するのであれば、通信速度制限が掛からないというのは魅力的なポイントです。
601HWのレンタル料金は、
680円/1日、9,800円/1か月、28,000円/3か月
となります。
1日あたりのレンタル料金に落とし込むと、1か月レンタルは326円/1日、3か月レンタルは311円/1日となるので、長期間レンタルした方が1日あたりの料金は安くなります。
Wi-Fiチャンネル
Wi-Fiチャンネル(http://www.wifi-ch.net/)というサイトでは、ワイモバイルやWiMAXのモバイルWi-Fiルータをレンタルしています。
機種は少なめですが、WiMAXの最新機種W04をレンタルすることができます。
月間の通信制限はないようですが、3日間で10GBの利用上限は設定されています。
個人の契約で言うと、ギガ放題プランと同様と言えます。
利用料金ですが、
500円/1日、7,500円/1か月、22,000円/3か月、と少し安めの設定になっています。
1日あたりのレンタル料金に落とし込むと、1か月レンタルで250円/1日、3か月レンタルで244円/1日となります。
ⅱ)モバイルWi-Fiを契約する
それでは、モバイルWi-Fiルータ2年契約を個人で契約した場合の料金を見ていきましょう。
モバイルルータを安く契約するためにはプロバイダの選択が重要になります。
なぜなら、各プロバイダは大元の回線業者の集客を担当しているので、一人でも多く加入してもらう必要がありますから、魅力的な特典を用意しています。
その中でもお得な特典といえばキャッシュバックです。
モバイルWi-Fiプロバイダの中で特に高額なキャッシュバックを用意しているのはGMOとくとくBBです。
2017年8月現在、GMOとくとくBBからWiMAX2+に新規加入すると、最大32,100円の高額なキャッシュバックがもらえます(GMOとくとくBB公式サイト:http://gmobb.jp/wimax/)。
さらにキャンペーンによりモバイルWi-Fiルータが無料でもらえます。
GMOとくとくBBWiMAX2+の中で、どの機種を選ぶべきかについては過去の記事を参照ください(過去記事「キャッシュバックがもらえない?GMOとくとくBBポケットWi-Fiの危険性」)。
それが上記でもご紹介したW04という最新モバイルWi-Fiルータ機種です。
W04は高速通信によって、最高に快適な状態でネットを利用することができます。
この高速通信は、4x4MIMO CAという通信方式により実現しています。
4x4MIMO CAとは、4x4MIMO(フォーバイフォーマイモ)とCA(キャリアアグリゲーション)という、それぞれが高速通信に特化した通信方式を、両方同時に利用して組み合わせることで、さらなる通信の高速化を実現したものです。
その速さは下り最大440Mbpsとなっています。
またハイスピードプラスエリアモードに切り替えると下り最大590Mbpsにまで高速化することができます。
ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+の電波の届かない範囲においてau4GLTEの回線に切り替える仕組みで、これにより広範囲のエリアでの高速通信が可能となりました。
これで旅行先でも安心・快適にネットを利用することができます。
さらにBluetoothテザリングを用いることで消費電力が抑制されるので、連続15時間の長時間通信が可能です。
これで旅行先でもいちいち充電の心配をする必要はありませんね!
それでは最後に、レンタルした場合の料金と2年契約した場合の料金を比較してみます。
レンタル料金と2年契約での料金比較
結論から言うと、GMOとくとくBBWiMAX2+に加入すると、1日あたり100円前後で最新モバイルWi-Fiルータが利用できる計算になり、圧倒的に安上がりになりました。缶ジュース1本分もしません。
算出の前提条件として、
- GMOとくとくBBからWiMAX2+に加入する
- 契約内容はスタンダードな2年契約で、機種はW04を選びます
- 端末代はキャンペーンにより0円。初回手数料は3,000円になります
としています。
GMOとくとくBBの特典は2通りの受け取り方があります。
1.32,100円のキャッシュバックをもらう
2.キャッシュバック金額を29,100円にする代わりに、クレードルというモバイルWi-Fiルータを設置して充電するスタンドをもらう
※キャッシュバック金額は機種によって異なります。※上記はW03を選んだ場合の金額です。
今回は、クレードルがアマゾンで3,000円ほどでいつでも購入することと、クレードルが無くても通信に問題はありませんので、キャッシュバックを全額もらえる「1」の方を選びました。
契約内容はレンタルの条件と合わせて、月にデータ利用量に制限が無いギガ放題プランにします。
ギガ放題プランでは、利用開始の1~2か月目が月額3,609円になります。
その後、契約満期までの3~24か月目までは月額4,263円になります。
したがって、2年間の月額料金の総額は101,004円になります。
ここに初回手数料3,000円を足すので、2年間で支払うトータル金額は104,004円になります。
ここからGMOとくとくBBでのみ適用されるキャッシュバック32,100円を引くと、2年間でのトータル支払い金額は71,904円にまで下がります。
これを24か月で割ると、1か月の実質支払い料金は3,079円です。
1日あたりの金額で計算すると、なんと驚きの約99~102円という超・低額になりました!
もう一度書きますが、GMOとくとくBBWiMAX2+に加入すると、1日あたり100円前後で最新モバイルWi-Fiルータが利用できる計算になります。
参考までに比較してみると、GMOとくとくBBWiMAX2+に加入して1週間利用した場合の実質負担額は約700円ほどです。
一方で、Wi-Fiチャンネルで同じモバイルWi-Fiルータ端末を1週間レンタルすると負担費用は3,500円にもなります。
まとめ レンタルよりも契約した方が安くなります
今回の検証をまとめると、モバイルWi-Fiルータをレンタルした場合、一日あたり500~600円ほどかかりました。長期レンタルした場合でも、1日あたり200~300円はします。
そしてレンタルできる機種は様々で、玉石混合な状態でした。
一方で、GMOとくとくBBからWiMAX2+に新規加入すると、月額料金や手数料、特典などすべての条件を盛り込んだ状態で計算しても、2年間の契約で1日あたり99~102円と驚異的に安くなることがわかりました。
この結果から、普段の利用頻度により、レンタルした方が安くなる方と、契約した方が安くなる方に別れると思います。
レンタルした方が安くなるのはこんな人
- 普段Wi-Fiを使わない人
- 年に1~2回しか旅行に行かない人
契約した方が安くなるのはこんな人
- 年に1週間以上モバイルWi-Fiを利用する機会がある人
- 頻繁に旅行に行く人
まずはご自分の利用状況を考えた上で、レンタルがいいのか、契約するのがいいのかをご検討ください。
契約するときにはGMOとくとくBBからWiMAX2+の「W04」端末を是非オススメします。
GMOとくとくBBは、申し込みを開始するページでキャッシュバック金額が異なることがありますので、必ず以下の公式ページから申し込むようにしましょう。
【GMOとくとくBB WiMAX2+ 公式ページ】:https://gmobb.jp/wimax/
最後に、旅行に行く際はモバイルWi-Fiルータを忘れていかないように気をつけてくださいね!