インターネット回線の代表とも言えるのが光回線とADSLです。
とはいえ、どちらがいいかどんな違いがあるかなど、よくわからないという方もいるでしょう。
そこで光回線とADSLの具体的な違いや、メリットとデメリットについてご紹介します。
自分にぴったりな回線を選びたい方はぜひ役立ててくださいね。


ADSLとは

ADSLとは、そのままエーディーエスエルと読みます。これは、ネット回線としては古くからあるもので、世界的に見ると非常に普及率の高いブロードバンドのことです。
昔はインターネットを使うと使った分だけ費用がかかっていましたが、ADSLは定額料金形式となっていて、料金もリーズナブルなのが魅力だといえるでしょう。

電話回線を利用して回線をつなげ、高速でインターネットにアクセスすることができます。電話回線を利用するといっても、電話しながらインターネットを使うこともできるため、電話の利用で不便が出るようなこともありません。

ADSLのメリット

なんといっても大きなメリットとして挙げられるのが、光回線に比べると料金が安いということです。
例えば、月額費用をみてみると光回線は安くても3,000円、高いと6,000円ほどの費用が発生するのに対し、ADSLの場合は高くても5,000円程度となっています。

また、これからインターネット回線を引こうと思った場合には初期使用が必要になるのですが、ADSLが高くても10,000円程度で済むのに対し、光回線の場合は40,000円ほどかかってしまうこともあります。

また、開通までにかかる期間もADSLはかなり早いです。
1~2週間程度で使えるようになるので、現在インターネット回線を契約していなくて、少しでも早く使えるようになりたいと思っている方に向いているでしょう。

ADSLのデメリット

デメリットとして気をつけておかなければならないのが、光回線に比べると回線の速度が遅いということ。
ページを開こうとしてもなかなか繋がらず、イライラしてしまうこともあります。

特にサービス提供元基地局から離れているところに住んでいる方などは回線速度の影響が大きく、遅くなってしまうので高速回線でアクセスしたい方は光回線にしておいたほうが良いでしょう。
また、電話回線などの影響でノイズが発生することもあり、安定性は高いとは言えません。

最後に、固定電話についてです。ADSLはひかり電話は利用できないためアナログ電話となりますが、アナログ電話の基本料金はひかり電話よりも1,000円以上高いのでこれもデメリットです。

光回線とは

光回線はADSLよりも後に登場したインターネット回線のことです。光ファイバーと呼ばれるものを利用し、データを送信します。
ADSL利用している電話回線とは異なり、専用の回線を家の中に引き込まなければなりません。

光ファイバーは電柱や地下を通っていて、そこから家の中への道筋をつくる工事が必要になります。まだ光回線が利用できない地域もごく一部あるので、その点は注意しておきましょう。
具体的なメリットとデメリットについてみていきます。

光回線のメリット

光回線最大の魅力とも言えるのが回線の速度に関すること。
高速回線なので、WEBページなどを開いた際にはすぐに反応するためストレスがありません。

近年は動画を閲覧する方も増えてきましたが、ADSLの場合は回線速度が遅いためサクサク動画を見ることはできませんが、光回線なら問題ありません。
また、ADSLに比べると通信速度が非常に安定しています。

これは、ADSLでは電話回線と同じ回線を利用しているのに対し、光回線は専用のものを利用しているので、通信速度に差が出ます。インターネットをサクサク利用したいと思っている方は光回線を選択してみてくださいね。

光回線のデメリット

ADSLと比較した場合のデメリットとして挙げられるのは、料金の問題です。
また、ADSLから光回線に乗り換える場合などは新たに工事をする必要があるため、そういった費用についても考える必要があります。

ただ、近年はスムーズに光回線に乗り換えられるように多くの業者が乗り換えキャシュバックやキャンペーンを行なっていて、それほど料金の点でデメリットなく光回線をスタートできるシステムも整っているのが魅力。

「高いから」という理由だけで光回線を諦めている方もいますが、キャンペーンをうまく活用して乗り換えを検討してみましょう。ただし、開通までの時間も光回線の方が長めとなっていて、早くても1ヶ月前後かかるので注意が必要です。

光回線とADSLを徹底比較

通信速度に圧倒的な差

なんといっても光回線はとにかく速いです。ADSLよりも光回線のほうが通信が速いとご紹介しましたが、具体的にどれくらい速いのでしょうか。

光回線の場合、速度は大体どの回線でも50Mbps以上です。これは非常に高速で動画の閲覧はもちろんのこと、オンラインゲームなども快適にできる環境になります。
一方でADSLはというと、基地局から遠い場合には4~5Mbpsになることも。

3Mbpsあれば何とか動画を閲覧できると言われていますが、例えばYouTubeでは快適に動画がみられる最低回線速度として3Mbps~5Mbpsを推奨しています。
オンラインゲームなどをする場合は10Mbps~を目安にしておきましょう。通信速度で見るとかなりの差があることがわかりますね。

回線の安定性

回線の安定性に関しても、光回線はADSLよりもはるかに上です。少しご紹介しましたが、これは光回線が専用の回線を使っているのに対し、ADSLが電話回線と共通のものだからと言えるでしょう。

というよりも、もともと電話用の回線として引かれているものをインターネット用に使っているわけなので安定性が低いのは予想できますよね。
更に基地局までの距離やラジオやアマチュア無線といったものの影響も受けるため、そういったものに左右されない光回線は非常に安定していると言えるでしょう。

光回線は速度を保ちながら安定性もしっかりしているので、安心してインターネットを利用することができます。

コスト

料金の面で考えると、ADSLは光回線に比べると極端に安いと考えている方もいるようですが、実際には1,000円程度しか変わらないケースが多いです。
これはひかり電話の影響も大きいと言えるでしょう。

ADSLよりもひかり電話のほうが月々の利用料金が2,000円ほど高いのですが、固定電話と比べると光回線で利用できるひかり電話は1,000円ほど安くなります。
つまり、総合してみると1,000円程度の差にしかならないのです。

しかも、近年は光コラボレーションなど、光回線を利用している方が選択できて回線料金が抑えられるサービスも登場してきました。
光コラボレーションの中にはスマホ料金を格安にできる事業者もあるため、すべてを総合して比較してみると光回線のほうが安く済む場合も多いです。

今は圧倒的に光回線の時代!

近年は続々とADSLから光回線に乗り換える方が増えていて、新規でADSLを検討する方は少なくなってきました。
割合でみてみると光回線を利用している方のほうが10倍も多いと言われているので、これから新規で検討する場合は光回線を選択することになるでしょう。

契約状況によってはコスト面でADSLの方が勝利する場合もありますが、「通信速度が速い快適さ」を重視して光回線を選択している方が多いのが現状です。
ADSLだとオンラインゲームができなかったり、動画を見る際に不便さを感じてしまうこともあるので、そういったことまで含めてみると光回線の方がおすすめです。

ADSLの方が光回線に乗り換えるとその速さの違いに驚くはず。ぜひとも光回線について検討してみてはいかがでしょうか。