【初心者向け】Wi-Fiとは何?Wi-Fiについて全知識をわかりやすく解説

Wi-Fiについて全知識をわかりやすく解説

誰でも知っている「Wi-Fi」ですが、一体どんなものなのか、どうやって使うのかと知らない方は多いようです。また、Wi-Fiが繋がる仕組みや種類、周波数、自宅で使うための方法などはわからないという方もいるでしょう。

こちらの記事ではWi-Fiとは一体どのようなものか基本的な知識から、実際に導入するための準備まで深く掘り下げて解説していきます。


Wi-Fiって何?初心者でも理解できるように説明します!

そもそもWi-Fiとは、ネットワークに繋げられる機器に対して、無線でインターネットを繋ぐ技術のことです。インターネットに繋げられる機器は、パソコンやスマホ、ゲーム機などがありますが、対応している機器に直接ケーブルを繋ぐことなく、ワイヤレスでインターネットに接続できる技術のことを指します。

また、インターネットに接続するだけでなく、Wi-Fiで機器同士を接続してワイヤレスで利用することもできます。例えば、パソコンとプリンターをWi-Fiで接続して、ワイヤレスで写真を印刷する、といったことも可能となるのです。

ワイヤレスで接続できる技術の名前として、「無線LAN」というものもありますが、Wi-Fiは無線LANの中で最も代表的な規格のひとつです。つまり、ワイヤレス接続のことを意味する無線LANというジャンルの中に、Wi-Fiという1つの規格があるということになります。

Wi-Fiの仕組み

わかりやすく言えば、Wi-Fiの仕組みとは、「インターネットの世界とネットワーク対応機器を、Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで接続する」というものです。Wi-Fiはインターネットの世界とLAN(Local Area Network)と呼ばれるシステムを、ルーターという機器を使って繋ぐことでインターネット通信を可能にします。

LANというのは限られた範囲内だけで使うことができる、小さな規模のネットワークシステムのことです。自宅の中だけ、会社の中だけなどで使います。Wi-Fiの電波が届いている範囲がLANのシステム内であり、LANの中にあるネットワーク接続機器が、Wi-Fiでインターネットに接続できるということになります。

そして、LANのシステムを広いインターネットの世界に繋ぐために、ルーターという機器を使います。ルーターはインターネットの世界とネットワーク接続に対応している機器を繋ぐ玄関のような役割を果たす機械です。つまり、「インターネット - ルーター - LANシステム - ネットワーク対応機器」という図式になります。

Wi-Fiには何がつながる?

Wi-Fiで接続できる機器は、パソコンやスマホだけではありません。家の中を見渡してみると、意外とWi-Fiに接続できる機器が多いことに気がつくと思います。

Wi-Fiを使ってワイヤレスで機器を接続できれば、部屋の中でケーブルが煩雑になって見た目が悪くなるということもなく、スマートな生活ができるようになります。それでは、Wi-Fiに接続できる機器についてご紹介しましょう。

情報端末

Wi-Fiに接続できる機器として代表的なものが、パソコンやスマホ、タブレットなどの情報端末です。情報端末では、Wi-Fiを繋いでインターネットにアクセスすることで、インターネット上のいろいろな情報を見ることができるようになります。

ウェブページを見る、動画を見る、ストリーミングで音楽を聞くなど、インターネット上の情報をWi-Fiを使って引き出します。

パソコン

Wi-Fiに繋がる機器の中でも一番代表的なものがパソコンです。デスクトップパソコンやノートパソコンにWi-Fiを繋げば、LANケーブルなしでインターネットが楽しめるようになります。

Wi-Fiに繋がる範囲内でどこででもインターネットができるようになるので、据え置き型のデスクトップパソコンよりも、持ち運びができるノートパソコンに繋いだときに真価を発揮します。新しいパソコンであれば、ほとんどのものがWi-Fiへの接続に対応しているでしょう。

また、ノートパソコンを外に持ち出すことが多い方にとっては、Wi-Fiはなくてはならないものです。Wi-Fiが使える場所であれば、いつでもどこでも、好きなところでパソコンを使ってインターネットができるようになります。

スマホ

最近では、パソコンよりもスマホでWi-Fiを使うという人の方が多いかもしれません。スマホもWi-Fiに繋がる代表的な機器のひとつですが、家の中で繋がるWi-Fiはもちろんのこと、街中のWi-FiスポットでWi-Fiに繋げば、スマホのデータ容量を消費することなくインターネットができるようになります。

自宅でスマホをWi-Fiに繋げられれば、スマホのデータ通信容量を消費することなく、好きなだけインターネットが楽しめます。毎月末に速度制限に苦しめられているという方であれば、スマホをWi-Fiに繋ぐだけで、今よりももっとインターネットを自由に楽しめるようになるでしょう。

また、一般的にはスマホの回線よりもWi-Fiの方が通信速度が速いので、スマホで高画質の動画を思い切り楽しみたいという方にもとても便利です。

タブレット

タブレットもスマホと同じようにWi-Fiに繋ぐことができます。Wi-Fiに繋いだときの感覚もスマホとよく似ていますが、画面が大きいタブレットはスマホよりも高画質の動画閲覧に向いているので、速い速度でインターネット通信ができるWi-Fiととても相性の良い機器です。

各携帯キャリアでタブレットを契約している場合、データ容量に制限があるので、高画質な動画などの大容量データ通信をするとすぐに速度制限がかかってしまいます。ですが、Wi-Fiを利用すれば、自宅のインターネット回線を使って、好きなだけ動画や音楽、ウェブコンテンツなどを楽しめるようになるのです。

タブレットによっては、各携帯キャリアの回線を使用せず、インターネットに接続するための方法がWi-Fiしかないというものもあります。

スマートスピーカー

スマートスピーカーとは、人工知能を搭載して、言葉で操作することができるスピーカーのことです。Google homeやAmazon Echoなどがスマートスピーカーとして有名でしょう。スマートスピーカーに知りたいことを話しかければ、天気を教えてくれたり、知りたいことを調べてくれたりしますが、このスマートスピーカーの操作は全てWi-Fiによって実現しています。

つまり、スマートスピーカーはWi-Fiを使ってインターネットに接続しているということ。そのため、スマートスピーカーを使うためには、Wi-Fiに接続することが必須となります。

周辺機器

周辺機器というのは、ハードディスクドライブやプリンター、ネットワークカメラなどのパソコン周辺機器のことです。Wi-Fiでネットワークに繋げることで、ケーブルに繋がなくてもいろいろなデータをワイヤレスでやり取りすることができるようになります。

周辺機器の場合は、Wi-Fiを使って機器同士をネットワークで接続します。直接インターネット上の情報を引き出してくるわけではないので、情報端末とは少し違ったWi-Fiの使い方だと言えるでしょう。

NAS

NASとは「Network Attached Storage」のことで、インターネット接続に対応しているハードディスクドライブのことです。ハードディスクドライブは、パソコンの中の音楽や画像、映像などのデータを保存できる機器のことを指しますが、NASはケーブルなしでパソコンの中のデータをバックアップすることができます。

そして、パソコンとハードディスクドライブ間の通信をするために利用されているのがWi-Fiです。Wi-Fiでインターネットに接続できるので、家族全員で1台のハードディスクドライブを共有したり、自宅外からハードディスクドライブの中のデータを見たり、他の場所にあるパソコンからデータを保存したり、といった使い方ができます。

もちろん、パソコンの保存容量節約のためにも活躍してくれます。例えば、撮り貯めた動画を全てNASに保存しておいて、外出先のタブレットでNASに接続してそのまま動画を楽しむことも可能です。

ネットワークカメラ

ネットワークカメラとは、カメラが設置された場所の様子を、どこからでもスマホでチェックできる機器のことです。部屋に置いてペットや赤ちゃんの様子を確認する、玄関に置いて子供の帰宅状況を確認するなどのために、自宅に設置するという使い方が一般的でしょう。

ネットワークカメラは基本的にWi-Fiに繋がることで使えるようになるため、Wi-Fiがない環境では使うことができません。また、上でご紹介した「NAS」と一緒に使えば、ネットワークカメラで撮影した動画を自動的にNASに保存するという使い方もあります。

また、マイクやスピーカーが搭載されているネットワークカメラであれば、お子様が家に帰ってきたときにスマホを通じて話しかけることもできるので、家族のコミュニケーションを深めるためにも使えそうです。

プリンター

文書や画像などを印刷するためのプリンターも、最近ではほとんどの機種がWi-Fiに繋がるようになっています。プリンターをWi-Fiで繋げれば、パソコンとケーブルで繋がなくても良くなるので、プリンターの置き場所に困らないというメリットがあります。

また、1台のプリンターを複数台のパソコンで使っている場合、印刷するたびにケーブルをつなぎ直さなくてはいけません。Wi-Fiを使ってワイヤレスでパソコンと繋げられれば、ケーブルをつなぎ直すという面倒な作業の必要もなくなります。

もちろん、Wi-Fiが繋がる場所であれば、どこからでも印刷が可能。また、スマホやタブレットから直接写真などを印刷することができるプリンターもあるので、印刷をするための手間を大きく省くことができます。

CD/DVDドライブ

CD/DVDドライブの中にもWi-Fiに対応しているものがあります。CD/DVDドライブをWi-Fiに繋げるメリットは、スマホやタブレットで直接データを再生することができるようになるということです。

例えば、Wi-Fi対応のDVDドライブで映画を再生してタブレットで映画を見る、Wi-Fi対応のCDドライブから直接スマホに音楽を録音する、といった使い方ができます。パソコンにデータを取り込む必要がないので、手軽にいろいろな端末で動画や音楽を楽しめるようになるのです。

音楽や動画などのデータは容量が大きいので、パソコンやタブレット、スマホなどの端末に保存すると、すぐに空き容量がなくなってしまいます。Wi-Fi接続に対応したCD/DVDドライブを使えば、データを保存することなく動画や音楽を楽しめるので、端末の空き容量不足に悩まされることもなくなるでしょう。

ゲーム機

Wi-Fiに対応している周辺機器の中でも、利用率が高いのがゲーム機ではないでしょうか。ニンテンドー3DS、Wii U、PSPなどのゲーム機もWi-Fiに繋げることができ、ワイヤレスでゲームを楽しむことができます。

ワイヤレスでインターネットに接続できるようになるので、ゲーム機を好きな場所に置くことができるという点がメリットです。ただし、ケーブルで接続したときよりも通信状態が不安定になるというデメリットもあることを覚えておいてください。

生活家電

身の回りの生活家電の中にも、Wi-Fiに繋げられるものはたくさんあります。生活家電などがWi-Fiでネットワークに繋がることによって、エアコンや照明器具などの遠隔操作やコントロールが可能となります。

IoT(Internet of Things)」という単語を聞いたことがある方もいるでしょうが、IoTは直訳すると「物のインターネット」です。つまり、IoTとは、生活家電などの物がネットワークに接続される仕組みのことを指しています。

エアコン

エアコンをWi-Fiに繋げれば、帰宅前にスマホからエアコンの電源をオンにする、外出先から切り忘れをチェックするなどの機能が使えるようになります。また、外出先からエアコンの設定温度を変えることもできるようになるので、小さな子供やペットが留守番をしているというときにも便利です。

夏の暑い時期には、帰宅したときに家の中がひんやりとしていると気持ちが良いと思います。Wi-Fi対応のエアコンで外出先から電源の操作ができれば、帰宅前に家の中を快適にしておくことができるようになるのです。

ご紹介したように生活の快適性をアップさせる機能が満載なので、エアコンはWi-Fi接続に対応している生活家電の中でも、特に需要が高い家電だと思います。

スマートリモコン

スマートリモコンとは、Wi-Fiに繋げることで、スマホのアプリから家電を操作できるようにするリモコンのことです。また、スマートスピーカーと組み合わせて使うこともできます。

スマートリモコンを使えば、家電のリモコンをスマートリモコン1つに集約することができて、外出先からのエアコン操作、1回の操作で家電製品全ての電源をオフにする、家電の音声操作をする、などのことができるようになります。

ただし、機器同士を接続するためにはWi-Fiが必要となるので、家の中でWi-Fiが使えなければなりません。

照明器具

照明器具とWi-Fiを繋げれば、スマホのアプリから照明のオン・オフや明るさの調整ができるようになります。また、家中の照明器具を1回の操作で全てコントロールできるようになるので、家中の照明を一気に消す、ということもできるようになります。

外出するために慌ただしくしているときに、手元のスマホですべての照明を消すことができるようになるので、時間の節約にも一役買ってくれるでしょう。照明のオン・オフを時間指定でセットしておくことができるものもあるので、消し忘れ防止にも役立ちます。

AV機器

テレビやオーディオ、デジタルカメラなどのAV機器も、Wi-Fiに繋がることでより一層便利に使えるようになります。スマホやタブレットなどのモバイル機器でテレビの映像を見たり、デジタルカメラで撮影した画像をワイヤレスでパソコンに転送したり、といった使い方が代表的でしょう。

また、Wi-Fi対応のハードディスクドライブとオーディオを接続すれば、ワイヤレスで保存されている音楽を再生できるなど、いろいろな使い方ができるのがWi-Fi対応のAV機器です。

テレビ

テレビをWi-Fiに接続すれば、テレビチューナーが内蔵されていないiPhoneやiPad、パソコンなどでテレビの映像を楽しむことができるようになります。当然、Wi-Fiに繋げられる範囲内ではどこででもテレビを見ることができるようになるので、お風呂などテレビがない場所でも見られるというメリットがあります。

また、テレビチューナーを内蔵しているAndroidスマホでテレビを見ようとしても、室内では映像が悪くなることが多いですが、Wi-Fiならきれいな映像でテレビを見ることができます。

オーディオ

周辺機器のところでご紹介したNASとオーディオをWi-Fiで繋げれば、NASの中に入っている音楽データをそのままオーディオシステムで再生させることができるようになります。このシステムは「ネットワークオーディオ」と呼ばれていて、スマホやタブレットがリモコン代わりとなります。

ネットワークオーディオシステムは複数のオーディオで使うことができて、ワイヤレスで手軽に繋げられるのにハイレゾ音質を実現させられるという点がメリットです。

デジカメ

Wi-Fiに対応しているデジカメを利用すれば、デジカメで撮影した画像をそのままスマホやタブレット、パソコンに転送したり、テレビの大画面で写真を見たり、スマホやタブレットをリモコン代りにしてシャッターを押したり、といったことが可能となります。ケーブルを使わずに簡単に写真の共有ができるので、撮影したその場ですぐにさまざまな楽しみ方ができるでしょう。

ビデオ

Wi-Fiに対応しているビデオは、デジカメと同じような使い方ができるようになります。ビデオで撮影した映像をその場でスマホやタブレット、パソコンなどに転送する機能や、スマホをリモコン代わりにしてビデオを操作する機能などが利用できます。また、ビデオ機器同士Wi-Fiで繋いで、同時に撮影を始めるといった使い方もできるようになります。

Wi-Fiの利用に費用はかかる?

いろんな機器に接続できて便利なWi-Fiですが、無料で利用できるというわけではありません。自宅でWi-Fiを利用する場合には、インターネット回線の開通工事のための費用、月額料金、Wi-Fiルーターの購入費などが必要となります。

Wi-Fiが利用できるまでにかかる費用を計算すると、高めに見積もりをして初期費用は30,000円前後となります。それにプラスして、毎月支払わなければならないインターネット利用料金が発生します。

それでは、実際に自宅にWi-Fiを導入しようと思ったら、一体どのような費用が必要になるのでしょうか。Wi-Fiを繋ぐために必要な費用について詳しく解説していきます。

インターネット回線を開通するための費用

まず、自宅でインターネットを使うためにはインターネット回線の契約が必要です。開通するためには工事をしなければならないので、工事費がかかってくるでしょう。工事費は、戸建てか集合住宅か、住宅の種類によっても違いますが、契約をするタイミングや工事をする曜日によっても違いが出てきます。

フレッツ光ネクストを開通するための工事費は、一般的な工事の場合、次のようになっています。

工事内容 工事費
屋内配線工事をする場合 18,000円
屋内配線工事をしない場合 7,600円
宅内の配線を再利用する場合 2,000円

一般的な工事であっても、工事内容によって工事費は大きく変わります。また、工事を土日祝日にしてもらう場合は、上の表の料金に加えて、3,000円が加算されます。

インターネットを利用するための月額料金

インターネットを開通させたら、次はインターネット回線を利用するための月額料金が必要になってきます。月額料金は回線やプロバイダによって違いますが、必ず毎月支払わなければならないものです。おおよその目安は、集合住宅では3,300~3,900円程度、一戸建てでは5,200~6,400円程度だと言われています。

Wi-Fiルーターを購入する費用

自宅でWi-Fiを利用するためには、Wi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターとは、最初にご紹介したように、無線LANを使えるようにするための機器のことで、各機器がWi-Fiルーターから発せられる電波を受信することでネットワークに繋がります。自宅でインターネットを使えるようにしても、Wi-Fiルーターがなければケーブルを繋いでの通信しかできないので、Wi-Fiを使うためには必ず必要な機器です。

Wi-Fiルーターの金額もとても幅広いですが、一般的に家庭で利用されるものであれば8,000円台くらいが目安になるでしょう。通信速度が速いものであれば、10,000~20,000円程度のものもたくさんあります。

Wi-Fiルーターから機器につなぐのは無料

Wi-FiルーターでWi-Fiが使えるようになったら、Wi-Fiルーターから各機器にWi-Fiを繋げるためには費用がかかりません。なので、自宅にインターネット回線が通っていて、Wi-Fiルーターをすでに持っているという場合、どれだけたくさんの機器にWi-Fiを繋げても費用はかからないということです。一度環境を整えてしまえば、その後はインターネット回線の月額料金だけで、好きなだけWi-Fiを使うことができるようになります。

Wi-Fiの電波が届く距離はどれぐらい?

Wi-Fiの電波が届く距離は最大100mと言われていますが、実際には使用環境によってかなり変わります。

障害物が何もない理想的な場所で使った場合は、100m離れた場所でも使える可能性はあります。ですが、実際にWi-Fiを使う場所には、自宅の壁やドアなどの障害物がありますし、行き交っているその他の電波が干渉して、Wi-Fiが届く距離は短くなってしまいます。

自宅の中だけでなく外でも、建物や他のWi-Fiの電波、Wi-Fi以外の電波による干渉があるので、実際に100mも離れた場所で使えるという場面は少ないと思います。

特に、Wi-Fiに使われている2.4GHzという周波数は、電子レンジにも使われているため、電子レンジが動いている間はWi-Fiの通信が遅くなったり、繋がりにくくなったりすることがあります。Wi-Fiが不安定になったら、機器同士の距離を近づけてみるなどの工夫をしてみましょう。

Wi-Fiの導入に必要なもの・準備

自宅にWi-Fi環境を導入するときには、次のようなものが必要となります。

  • インターネットが使える環境
  • Wi-Fiルーター
  • Wi-Fiに対応した機器

まずは、インターネットが使える環境が自宅に整っていなければ、Wi-Fiを繋ぐこと自体できません。Wi-Fiは無線でインターネットに接続するための技術なのですから、その大元となるインターネットが使えるということが前提です。

自宅でインターネットが使える状態になっていれば、後はWi-FiルーターとWi-Fiに対応した機器を用意するだけでWi-Fiが使えるようになります。Wi-Fiルーターはワイヤレスでインターネットに繋がるために必要な機器。Wi-Fiに対応した機器というのは、「Wi-Fiに繋がる機器」のところでご紹介したような機器のことです。

Wi-Fi接続の条件

Wi-Fi導入のために必要なものが揃ったら、Wi-Fiを接続するための条件を確認しましょう。Wi-Fiルーターを設置すれば自動的にWi-Fiが繋がるというわけではないので、Wi-Fiに接続するための方法を知っておくことが必要です。

Wi-Fiの接続は難しいものではありませんが、SSIDや暗号化キーなど、専門的な用語も出てくるので、接続するためのコツを知っておきましょう。

ルーターをインターネットに接続

Wi-Fiルーターを用意したら、まずはインターネット回線をWi-Fiルーターに繋がなければいけません。Wi-Fiルーターは、インターネットを使うための通信機器に接続します。

インターネットを使うための通信機器というのは、「モデム」や「ONU」と呼ばれている通信機器のことで、インターネット回線を開通させたときに設置しているはずです。黒色や白色の四角く薄い小さな箱のような見た目をしています。

モデムやONUなどの通信機器とWi-Fiルーターを接続するためには、「LANケーブル」を使います。LANケーブルはWi-Fiルーターについてくることがほとんどですので、自分で用意する必要はないでしょう。LANケーブルをWi-Fiルーターの「WAN端子」か「INTERNET端子」に繋ぎます。

Wi-Fiの電波の範囲で接続

Wi-Fiルーターとインターネットの接続が完了したら、Wi-Fiの範囲内にWi-Fiに繋ぎたい機器を設置して、Wi-Fiに接続していきましょう。もしも、機器がWi-Fiの電波を受信できないようであれば、Wi-Fiルーターと機器の距離を近づけてみたり、障害物がないか確認してみたりして、通信状態を確認してみることをおすすめします。

SSIDと暗号化キーを端末に設定して接続

Wi-Fiは電波を受信できれば誰でも使うことができるようになるので、セキュリティ面での安全性を高めるために、SSIDと暗号化キーが設定されています。SSIDと暗号化キーはWi-Fiルーターに貼られているシールなどに書かれていますが、この2つをWi-Fiに接続する端末に入力することで、Wi-Fiが繋がるようになるのです。

SSIDの設定

SSIDは端末のネットワークアイコンなど、Wi-Fiの電波を選択する場所を見ると確認することができます。ネットワークアイコンやWi-Fi一覧画面を見てみると、いくつかのSSIDが一覧で表示されると思います。その中に、Wi-Fiルーターのシールに書かれているものと同じSSIDが表示されているので、対応するSSIDを選んでください。

暗号化キーの設定

暗号化キーの設定はSSIDの選択が終わった後にすることです。Wi-Fiルーターに書かれているものと同じSSIDを選んだら、セキュリティーキーを入力する画面が出てきます。暗号化キーもWi-Fiルーターに貼られたシールなどに書かれているので、セキュリティーキーの入力欄に暗号化キーを入力しましょう。入力した後に接続を開始すれば、無事にWi-Fiを繋げられるようになるはずです。

Wi-Fiの通信規格に対応した端末で接続

Wi-Fiの通信規格とは、Wi-Fiが利用する電波の帯域のことです。Wi-Fiが利用できる電波は全部で8つあります。機器によっては特定のWi-Fi通信規格に対応していないこともあるので、通信規格に対応した端末でなければWi-Fiに繋げることができません。

Wi-Fiの通信規格の種類と特徴は次のとおりです。

周波数 Wi-Fi通信規格 最大速度 特徴
60GHz帯 11ad 6.8Gbps 高速で通信できるがあまり普及していない。
45GHz以上 11ay 20Gbps まだ一般化されていない規格で実現すれば最高速度で通信ができるようになる。
5GHz帯 11ac 6.9Gbps 新しい規格で11n規格の約11.5倍高速化されている。
11a 54Mbps 2.4GHz帯の通信規格である11gと同じ速度で通信する。
2.4GHz/5GHz 11ax 9.6Gbps 策定中の最新の規格で最も通信速度が速い。
11n 600Mbps 5GHz帯と2.4GHz帯の両方で使うことができる。通信速度は11acの次に高速。
2.4GHz帯 11g 54Mbps 5GHz帯の通信規格である11aと同じ速度で通信する。
11b 11Mbps 5つの規格の中で最も通信速度が遅い。

上のように、Wi-Fiには8つの通信規格があります。表の中ではまだ一般化されていない種類のWi-Fiもご紹介しましたが、それぞれに対応した端末で接続しなければ使えないことがあります。

2.4GHz帯周波数の特徴

Wi-Fiで使える周波数には5GHz帯と2.4GHz帯の2種類がありますが、一般的には2.4GHzが使用されます。2.4GHzは一般的なためほとんどのネットワーク対応機器で使うことができますが、その分多くのWi-Fiに利用されているという特徴があるため、他のWi-Fiに邪魔されて速度が遅くなることがあります。また、壁や扉などの障害物に強く、電波が途切れにくいという特徴も持ちます。

5GHz帯周波数の特徴

2.4GHz帯周波数と比較すると対応している機器が少ないため、使えないことがあります。ですが、その分利用しているWi-Fiが少ないため電波が邪魔されにくく、通信速度に安定感があり、速度が速いことが特徴です。ただし、障害物には弱く、壁や扉などの障害物があった場合、2.4GHz帯の電波よりも繋がりにくくなることがあります。

Wi-FiとLTEの違いとは?

  Wi-Fi LTE
利用範囲

モバイル端末

生活家電

パソコン周辺機器など

スマートフォン

タブレット

携帯電話

通信速度 最大6.9Gbps 75Mbps~100Mbps
通信範囲 最大100m 数100~数キロメートル
通信容量制限 なし あり

Wi-FiとLTEはどちらもワイヤレスでインターネット通信ができるものですが、LTEはスマホや携帯電話で使われるインターネット通信網のことを指します。Wi-Fiはインターネットの回線をワイヤレスにしたもので多くの端末に繋ぐことができますが、LTEはスマホや携帯電話、タブレットなどのモバイル端末専用の回線です。

また、LTEはドコモやau、ソフトバンクなどの携帯キャリアから提供されるもので、それぞれのキャリアが設置している基地局から電波を送信しているという点も大きな違いです。一般的に、Wi-FiよりもLTEのほうが通信速度が遅いことが多いですが、通信できる範囲はWi-Fiと比較して非常に広くなっています。

LTEは国から与えられている電波を使っていて、データ通信ができる容量には制限があります。スマホを使っていて、月末になると速度制限がかかってしまう人もいると思いますが、速度制限がかかるのはデータ容量に制限があるからです。その点、Wi-Fiは特に制限がかけられていないので、好きなだけインターネット通信をすることができます。

Wi-Fiと無線LANの違いとは?

Wi-Fiと無線LANは全くの別物ではありません。無線LANというのはインターネットにワイヤレスで接続するためのシステムのことを指すので、ワイヤレスでインターネット通信をするという点ではWi-Fiと同じです。

そもそも、Wi-Fiは無線LANの中の1つの規格の名前です。Wi-Fiは「Wi-Fi Alliance」という団体によって認定されている無線LANの規格の1つなので、たくさんある「無線LAN」というワイヤレス接続システムの中に、「Wi-Fi」という種類の接続方式があるというイメージになります。

Wi-FiとBluetoothの違いとは?

  Wi-Fi Bluetooth
規格名 IEEE 802.11 IEEE 802.15.1
通信速度 最大6.9Gbps 最大24Mbps
通信距離 最大100m 最大数10m
特徴 広い範囲で高速通信が可能 通信範囲が狭く低速

Wi-FiとBluetoothは似ていますが、通信規格が違うので、通信できる距離や速度が全く違います。Wi-Fiは最大100mまで通信できる仕組みになっていますが、Bluetoothは数十メートルまでしか届かず、通信できる範囲はWi-Fiの方が広域です。

また、Wi-Fiは2.4GHzと5GHz、60GHz という3つの周波数を使うことができるので、他の電波からの干渉を受けにくいという特性がありますが、Bluetoothでは2.4GHzしか使うことができないため、通信が安定しません。

Wi-FiとBluetoothは両方とも無線LANの一種で、ワイヤレス通信に対応している機器同士を繋げられるという点では両方とも同じ働きをしています。ですが、通信の仕方に違いがあるので、使われるシーンが違っています。

Wi-Fi初心者の方の口コミ

まとめ

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Wi-Fiというワイヤレス通信について詳しくご紹介してきました。自宅でWi-Fiが使えるようになれば、パソコンやスマホ、生活家電、AV機器などいろいろなものをWi-Fiで繋げられるようになります。そして、ネットワークに繋がった機器を遠隔操作したり、ケーブルなしでデータのやり取りをしたりと、今までよりも格段に生活が便利になること間違いなしです。

Wi-Fiを利用するためには、自宅でインターネットを使える環境やWi-Fiルーターが必要となりますが、環境を整えてしまえば、インターネットの月額料金だけで好きなだけWi-Fiを使うことができるようになります。

Wi-Fiを繋ぐためには設定などが必要ですが、それも特に難しいことはありません。ネットワーク接続に対応している機器の説明書どおりに接続して、SSIDや暗号化キーを入力すれば、すぐにWi-Fiに繋ぐことができるでしょう。

Wi-Fiとは、広い範囲で高速通信ができるようになる、優れたワイヤレス通信方式です。そして、一度使い始めてしまえば、Wi-Fiなしでは生活できなくなるほど利便性が高いもの。自宅でまだWi-Fiが使えるようになっていないという方は、ぜひこの機会にWi-Fiに繋げられる環境を整えてみてください。

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