一人暮らしとインターネットのイメージ図

2月から3月は新生活準備による引っ越しのピーク期間です。すでに新生活に向けて準備している人もいるかもしれませんね。

新しい場所では家具や家電、電気・水道・ガスなどのライフラインの準備も大切ですが、引っ越し先でのインターネット回線の準備は忘れていませんか?

引っ越しのピークは、同時にインターネット回線工事のピークでもあります。
早いうちから準備しておかないと、インターネットが利用できるまで長い期間を要するかもしれませんよ!

この記事では、新生活で一人暮らしや単身赴任などを予定している人、また転勤を頻繁に行う人向けに、オススメのインターネット回線や気を付けたいポイントなどについて詳しくまとめました。

家族や複数人で長く住むなら光回線(固定回線)を契約するのがおすすめですが、一人暮らしや単身赴任の場合、使い方次第では光回線を契約するより安くインターネットが使えるかもしれませんよ!

新生活を控えている方は、ぜひ参考にしてください!


ネットがあれば一人暮らしも快適!だけど…

一人暮らしの住宅イメージ図

今の時代、サイト上で申し込みをしたりキャッシュレス決済を行うなど、様々な場面でインターネットを利用するようになりました。

インターネットは今や、生活には欠かせない必需品(サービス)といってもいいでしょう。

そのため、新生活先でも今と変わらず快適にインターネットを利用したいところですが、一人暮らし(特に学生)の場合はいくつか問題点があります。


まずはインターネットを利用するため費用の問題です。

大学や高校などの新入学生や新社会人の場合、すでに働いている社会人に比べるとお金に余裕がないという人も多いかと思います。

一人暮らしの支出で一番高いのは、1位「家賃」、2位「食費」、3位通信費」と言われています。

実際、一人暮らしを始めると家賃・食費・光熱費など、自分が思っていた以上にお金がかかるものですが、通信費もスマホの月額料金のほかにネットの月額料金も加わるわけですから、3位に食い込むのも納得です。

また、インターネットを無事に契約・開通できたとしても、今度は居住期間・転勤頻度の問題があります。

何十年もその場所に住むつもりであればいいのですが、転勤や通学などで1年も経たずに転居・引っ越しとなったのでは、せっかく手間をかけて契約・開通させた光回線でも無駄になってしまいます。

短期間の一人暮らしや単身赴任を予定している人は、より一層考えてインターネット回線を選ばなければいけないということですね。

では、一体どんなインターネット回線が適しているのでしょうか?



ネット回線は光回線?WiMAX?一人暮らし・単身赴任に向いてるのはどっち?

快適 猫

一人暮らしや単身赴任を予定している人がインターネット回線を契約したいと考えたとき、以下の条件を満たした回線・業者を選ぶことで、費用や手間は抑えつつ快適にインターネットを利用できます。

  • 毎月かかる生活費(通信費)を抑えられる
  • 光回線並みの通信速度で快適に使える
  • 突然の転居や引っ越しにも対応できて転居時の手間や費用も少なく済む

そもそもインターネット回線は、光回線(固定回線)WiMAX回線の二種類で分けることができるのですが、まずはそれぞれのネット回線の特徴を見ていきましょう。


光回線

光回線は、高速通信・ブロードバンド回線の代名詞で住んでいる家や部屋にネット回線を引くことで利用できます。

光回線は「料金が高い」というイメージがありましたが、光コラボ事業者の登場やネットの普及・発展によりだいぶ費用が抑えられてきていますし、集合住宅であればさらに安い金額でネットを利用することができます。

光回線の特長はなんといっても通信速度の速さと安定性です。

特に、オンラインゲームやZoom・チャットなど、常にインターネット接続を要する通信サービスを頻繁に利用するときは光回線のほうが通信速度・安定性ともに優れています。

ただ、デメリットとしては光回線を利用する際に回線工事が必要となり、開通するまで数日~数カ月かかるという点があげられます。

また、光回線は利用できる範囲が限られてきます。
Wi-Fiルーター(無線接続)を使用したとしても、電波が届く範囲でしかインターネットに接続できませんので、外出先でも利用したいという人には向いていないかもしれません。

WiMAX(ポケットWi-Fi)

一方でWiMAXとは、「UQコミュニケーションズ社」が提供する無線通信技術規格の一種です。

イメージとしては、小型のWi-Fiルーターまたはスマホのキャリア通信(4G/5G)と似ているものだと思ってもらえばいいでしょう。

WiMAXはキャリア通信(4G/5G)とは違い、専用の通信回線を利用しているため、高速かつデータ量に上限の無いプランが格安で利用できる点が特長です。

WiMAXを利用するには、回線契約のほかに「ポケットWi-Fi」と呼ばれる機器を別途購入しなければいけませんが、一台持っておけばどこでもWi-Fiに接続できるので外でもアクティブにインターネットを利用したい人に向いています。

ただ、データ量に上限がないとはいえ数日のうちに大量のデータをやりとりすると通信制限がかけられることもありますし、通信速度や安定性に関しては、どうしても光回線に劣ってしまいます。

その点だけは注意したいですね。

居住期間が長い・通信速度重視なら「光回線」がオススメ!

光回線とWiMAXはどちらも高速な通信速度なのですが、下記に当てはまる人に関しては一人暮らしであっても光回線のほうがオススメです。

  • 通信制限を気にせずネットを使いたい
  • 自宅ではネットを利用するが外出先ではあまり使わない
  • リモート会議やチャットなどのサービスを頻繁に利用する
  • とにかく速度と安定性を重視したい

光回線は基本的にデータ量を気にすることなく無制限で利用できるため、リモートワークなど常にインターネットへ接続しなければいけないような場面であっても通信制限を気にせず利用できます。

また、一瞬の判断ミスや反応の遅れが命取りとなるオンラインゲームに関しても、光回線が圧倒的にオススメです。

ただ、光回線を利用するには数日~数カ月かかりますし、契約後短期間の解約は、契約内容によっては解約違約金が発生することもあります。

もし、光回線を契約するのであれば長期的にその場所に住むことが大前提となりますので、その点だけは覚えておきましょう。

転勤が多い・単身赴任期間が短い人は「WiMAX」がオススメ!

光回線は高速な通信速度と安定性が売りですが、自分では容易に取り外せない・契約場所以外では使えないというデメリットもあります。

特に、転勤や単身赴任などで短期間の滞在が決まっている場合、光回線を契約しても数か月で解約する羽目になりますし、解約することで解約違約金も発生してしまいます。

解約に関する違約金は法改正以降安く設定されていますが、無駄な出費には変わりありません。

そのため、下記に当てはまる人の場合は光回線よりもWiMAXのほうがより便利に使えてオススメです。

  • 転勤や引っ越しが多く、滞在期間が数か月~1年未満と短い
  • 外出先でもネットをよく利用する
  • 回線工事を待たずにすぐインターネットを使いたい
  • スマホの使い過ぎでよく通信制限がかけられる

WiMAXを利用するために必要な「ポケットWi-Fi」は持ち運ぶことができるので、急な転勤や出張が決まっても機器を持っていくだけでどこでもインターネットを利用することができます。

それは引っ越しの場面でも同様で、光回線であればインターネット回線の引っ越し手続きや解約などの手間がかかりますが、WiMAXの場合は機器を引っ越し先に持っていくだけなので、面倒な手間は一切かかりません。

回線工事が不要で機器が届いたら即日利用できる点や、Wi-Fiに対応している機器であれば何でも接続できるというのも嬉しいポイントです。

一方で、光回線とは違い完全に使い放題ではないという点と、通信の安定性は光回線より若干劣ってしまいますが、すぐにでもインターネットを利用したい人にとってWiMAXは強い味方となってくれるでしょう。

光回線・WiMAXを選ぶポイントと注意点は?

光回線・WiMAX、どちらに契約したとしても、やはり気になるのが月額料金です。

そこで、光回線・WiMAXともに月額料金を安く抑えるためのポイントを見ていきましょう。
工夫次第では、今よりもっと安くすることができるかもしれませんよ!

光回線ならスマホとの「セット割」を利用する

ドコモのスマホを持っているなら「ドコモひかり」、auのスマホなら「auひかり」といったように、現在使っているスマホ会社と同じ光回線業者を選ぶと、スマホとセットでお得な「セット割」が適用されることがあります。

セット割が適用されるにはいくつか条件がありますが、条件に当てはまればスマホの月額料金が毎月割引されるので、スマホの月額料金を安く抑えたい人にはオススメの方法です。

まずは、現在使っているスマホ会社で光回線を利用できるかチェックするといいでしょう。

IPv6接続に対応した光回線ならより快適に!

また、光回線を選ぶ際は「IPv6」という接続方式に対応したプロバイダー(または光コラボ事業)を選ぶことで、より快適にインターネットを利用することが可能です。

IPv6(IPoE方式)は従来のIPv4(PPPoE方式)と比べて回線が混雑しにくく、速度も安定しています。

現在は、IPv6を追加オプションなしで利用できるプロバイダー・光コラボ事業者がほとんどです。
ただ、IPv6を利用するには申し込みが必要な場合もありますので、契約の際は忘れずに申し込みましょう。

WiMAXならスマホを格安プランに変更する

WiMAXの場合、スマホとセットにする場合は「auスマホ」か「UQモバイル」に限定されてしまうため、それ以外のスマホ会社を利用しているだとセット割は利用できません。

その代わり、WiMAXのWi-Fi通信を介してスマホを使用すれば、スマホのデータ量を消費することなくインターネットを楽しむことができますし、WiMAXは実質データ無制限なので通信制限を気にすることなく利用することも可能です。

スマホのデータ量を消費しないのであれば無理して高額な大容量プランにする必要もありませんので、より安いプランに変更することもできます。

今回は一人暮らし・単身赴任者の新生活に向けてポケットWi-Fiを紹介していますが、毎回スマホに通信制限がかけられる人や外出先でインターネットを楽しみたい人にとっても有効な節約法なので、月額料金が高いと感じている人は、この機会にポケットWi-Fiを導入してもいいかもしれませんね。

ポケットWi-Fiとスマホを併用するとお得!スマホを使い過ぎる人は必見!

キャッシュバックキャンペーンでさらにお得!

WiMAXは、光回線と比べてキャンペーンや特典が豊富に用意されており、自分に合ったものを選べるのが特長です。

特に、契約することで現金が返ってくる「キャッシュバックキャンペーン」は高額なものも多く、金額面でお得を感じたい人にはオススメのキャンペーンとなっています。

現在、高額なキャッシュバックキャンペーンを行っているのは「GMOとくとくBB」です。

GMOとくとくBBではWiMAXのほかにも、ドコモひかりやソフトバンク光の公式プロバイダーでもあります。

ワイマックスはもちろん、光回線の契約を検討している人も、ぜひ一度公式サイトを確認してみてください。

【2024年1月最新】GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック額は『最大47,000円』


おすすめのWiMAXプロバイダーは「GMOとくとくBB」!

WiMAXを検討している方にオススメのプロバイダーは、先ほども説明しましたが「GMOとくとくBB」です!

GMOとくとくBBは、運営実績20年以上のプロバイダーサービス事業です。
最近では「GMO証券」などのCMもよく流れているため、「GMO」という名前を知っている人は多いかと思います。

GMOとくとくBBの特長は、なんといってもサービス・特典が充実しているという点です。

キャッシュバックキャンペーンのほかにも、下記のようなサービスが多数用意されています。

  • WiMAX契約後でも、「GMOとくとくBB」が提供する光回線へいつでも乗り換え可能
  • セキュリティーサービスや安心サポートなどのオプションが豊富
  • 解約違約金なし  など

キャッシュバック金額も毎回高額で、最近は新規契約者であっても20,000円~30,000円のキャッシュバックが受け取れるので、ポケットWi-Fiに興味がある人はまさに今が始め時ではないでしょうか。

なお、GMOとくとくBBでキャッシュバックを受け取るには、キャンペーン特設ページで申し込む必要があります。

また、どこから申し込むかによってキャッシュバック金額が異なる場合がありますので、必ず公式ページをチェックして申し込むようにしましょう。

【GMOとくとくBB公式ページ】:https://gmobb.jp/wimax/

光回線ならGMOとくとくBBの「ドコモ光」に契約するのがオススメ!

光回線は基本的に、スマホとセットにして契約するのであれば今利用しているスマホ会社の光サービスに契約するのが一番お得です。

もちろん、スマホとセットにしなくてもいいという方は別の気に入った光回線業者に契約しても構いません。ただ、スマホがドコモだという人に限っては、ドコモが提供する「ドコモ光」にすることをオススメします。

ドコモ光は、IPv6接続を追加オプション料金なしで利用できることに加えて、たくさんあるプロバイダーの中から好きな会社を選ぶことができます。

プロバイダーによって通信速度に大きな差はありませんが、サービス内容や特典が大きく変わってきますので、より自分がお得を感じられるプロバイダーを選べるのは最大のメリットといってもいいのではないでしょうか。

さらに、ドコモ光に申し込むのであればWiMAXと同様に「GMOとくとくBB」から申し込むのが更にオススメです!

GMOとくとくBBをプロバイダーに指定してドコモ光を申し込めば、条件によってはWiMAXと同様に高額なキャッシュバックを受け取ることができますし、IPv6接続に対応した最新の高速通信に対応した無線Wi-Fiルータを無料で貸し出してくれるので、高額な無線ルーターを購入する必要がありません

もちろん、GMOとくとくBBからドコモ光に加入した場合でも、スマホの光セット割は適用されます。

ドコモユーザーがドコモ光とWiMAX迷った際は、自分が重視したい点で選択するのがいいかもしれませんね。

家でも外でもインターネットを利用したいなら「WiMAX」
外では使わず家でたくさん利用したいなら「ドコモ光」

という風に選ぶと失敗しないでしょう。

GMOとくとくBBは、申し込みを開始するページでキャッシュバック金額が異なることがありますので、以下の公式ページから申し込むようにしましょう。

【GMOとくとくBB WiMAX】:https://gmobb.jp/wimax/

【GMOとくとくBB ひかり回線】:フレッツ光ドコモ光auひかりソフトバンク光

ネットを契約する前にチェック!気を付けたいポイント

ここまで、一人暮らしや単身赴任・転勤に向いてるインターネット回線についてまとめましたが、実際にインターネット回線を契約する前に、以下の点についてはチェックしておきましょう。

集合住宅によっては集合住宅プランで契約できないこともある

最初に「戸建てプランより集合住宅プランのほうが月額料金が安い」と言いましたが、集合住宅の設備や条件によっては戸建てプランしか契約できないことがあります。

  • 住んでいる建物に集合住宅向けの設備が導入されていない
  • 最大戸数が極端に少ない  など

設備の有無は建物によって異なるため、インターネット回線を契約する前にあらかじめ大家や管理人に確認しておくといいでしょう。

また、NURO光などの一部光回線業者によっては、あらかじめその光回線業者の回線が引かれていないと集合住宅プラン対象外になる場合もあります。

条件に当てはまらなければ戸建てプランで契約するしかありませんので注意しましょう。

WiMAXには利用可能エリアがある

外出先でどこでも使えるWiMAXですが、実は完全にどこでも使えるわけではなく、利用できるエリアが決められています。

移動先によってはWi-Fiが利用できないことがありますので、契約をする前に自分が活動するエリアでWiMAXが使えるかどうかあらかじめチェックしておきましょう。

特に、WiMAXをホームルーター代わりに使おうと思っている場合は、住んでいる場所がエリアに入っているかどうか契約前に必ず確認してください。

WiMAXは障害物に弱い!

WiMAXの通信速度は光回線にも負けないくらい速い一方で、壁や金属などの障害物に干渉しやすいというデメリットがあります。

そのため、利用可能エリア内にいたとしても、周囲の環境(高層ビルに囲まれているなど)や建物の構造、立地条件によっては十分に速度が出ないことがありますので注意しましょう。

自分の住んでいるところで快適にWiMAXが使えるか不安だという場合は、UQ WiMAXでWiMAXを15日間無料で試せるサービスがありますので、契約をする前に利用してみるのもいいでしょう。

まとめ

今回は、一人暮らしや単身赴任・転勤におけるインターネット回線を、より安く&快適に構築するポイントを紹介しました。

WiMAXにすれば外出先でもインターネットを楽しむことができますし、スマホの料金プランを安くすることで快適さを維持しつつ月額料金を節約することができます。

光回線の場合も、スマホとセットにしたりキャッシュバックのキャンペーンを利用することでお得に且つ安定したネット環境を整えることが可能です。

2月から3月は就職・進学で新生活をスタートさせる人が多いかと思います。

この記事を参考にして、快適な新生活を手に入れてくださいね!