ついに日本でも販売されることになった、アマゾンのAIスピーカー「Amazon Echo」。
現在、まだ招待制でしか購入できませんが、アマゾンはすでにライバル製品の牽制を始めたようです。

なんと、LINEのAIスピーカー「クローバウェーブ」の、アマゾンでの販売を禁止していたことがわかりました!

これが独占禁止法にあたるか当たらないかで、有識者たちの間でも意見が分かれているようです。


アマゾンがLINEのAIスピーカーを締め出し!!

最近Googleやアマゾンなどがこぞって参入しているAIスピーカーですが、無料メール・通話アプリのLINEも、自社開発のAIスピーカー「クローバウェーブ」を2017年10月5日より販売開始しました。
販売開始後、LINEが出店する形で、公式サイトやアマゾン、楽天市場などで「クローバウェーブ」が販売されていました。



(参考元:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1893

しかしそれが一転、11月8日にアマゾンが自社のAIスピーカー「Amazon Echo」の日本での発売を発表した日から、アマゾンの商品一覧からクローバウェーブが削除されてしまったそうなんです!!

この事態に、LINEがアマゾンに問い合わせた結果、販売禁止商品に指定された」という回答が得られましたが、なぜ禁止指定にされたのかという理由については何の説明もなかったようです。


つまり、アマゾンは自分の市場からライバル製品を締め出したという事ですね。
急にこんなてのひらを返すようなことをされても困ってしまいますよね・・・。

当然、LINE側も不快感を表し、アマゾン側と協議する構えをとっていますが、そもそもアマゾンの出品規約には、アマゾンが商品を販売禁止に指定できるということが明記されているから困ったものです。


そしてここからが問題で、販売禁止商品に指定したAmazonの行動が「独占禁止法」に違反するかが注目されています。

独占禁止法とは?


(参考元:http://www.homemate-research-public.com/useful/19125_publi_026/

独占禁止法の正式名称は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」といいます。

私的な独占とは、例えば、不当に安い価格で販売してライバル業者を市場から追い出したり、新しく市場に参入しようとする人に妨害を加えて、市場を自分一人のものにしようとする行為のことです。

アマゾンは独占禁止法に違反しているのか?

今回の場合ですと、アマゾンがライバルであるLINEに妨害を加えて、アマゾン上でのAIスピーカー市場を独占しようとしているのではないか、というようにみられているわけですね。

したがって、今回の件でアマゾンは独占禁止法違反の可能性があると主張する専門家もいます。


ただ今回の場合、アマゾンの土俵でLINEが締め出されたというだけで、楽天市場や公式サイトなど、他にもLINEがクローバウェーブを販売する方法・経路はいくらでもあるため、独占禁止法には該当しないと主張している有識者も多くいるようです。

しかし独占禁止法とは別に、アマゾンによる露骨なライバルの締め出し・自社製品の囲い込みに、「法律的にアウトでなくても、やり方が悪質」と、非難する声も、有識者の中から上がっていました。

まとめ

今回、LINEのAIスピーカー「クローバウェーブ」が、アマゾン上で締め出しを食らっているという内容でした。

ただ、これが独占禁止法違反に該当するかは、専門家・有識者らの間でも意見が分かれています。
なぜならLINEには、アマゾン以外にも販売経路があるからです。


今回の一件にどのような決着がつくのか、そしてAIスピーカー市場で勝ち残っていくのはどれなのか、今後の動向に注目したいと思います。